実は日本人向け!プロが教える「メロン色メイク」の上手な取り入れ方

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「メロン色メイクってなに?」と疑問をもつ人も少なくないはず。

メロン色メイクとは、ピンクとオレンジが混ざった、まさに“夕張メロン”のようなカラーを使用したメイクのことです。

「20代向きでしょ?」と思ったら大間違い! 実は大人の女性にも挑戦してほしいメイクなのです。

そこで今回は、メイクアップアーティストである筆者が、大人女子に似合う“メロン色メイク”の取り入れ方のコツをご紹介します。

■「メロン色」はアジア人に似合う最高なカラー

数多くの人にメイクをしてきた筆者の経験上、青みの強いピンクが似合う人は一握り。色が白く透きとおるような“ピンクみ”の肌色の人たちだけです。

しかし、アジア人の肌色は、割合的にいうと“黄み”の強い人が多いのが特長。

ピンクとオレンジが混ざったコーラルカラーを指す“メロン色”は、絶妙に黄みがかっているため、アジア人の肌色に合わせやすい色なのです。

■チークに「メロン色」でかわいさを強調

1番広い範囲に使うなら、なんといっても“チーク”です。顔色を左右するチークにメロン色を取り入れることによってヘルシーに彩られる頬は、どちらかというと洗練美よりも“かわいさ”を強調するのに向いています。

やわらかいイメージを表現するためには、中央から外側へふんわりとぼかすように入れましょう。少しシャープに見せたいときは、頬骨にそって少し角度をつけていれるといいですよ。

■ポップな「メロン色」リップは夏に最適

ポップカラーを口元にもってくるメイクは、夏らしさ全開! 特に、オレンジが強い“メロン色”は、夏メイクに最適です。

他のポイントメイクは少し色みを控えめにして、口元にはじけるような“メロン色”をプラスすることで、途端にフレッシュさがあふれる夏メイクになりますよ。

発色のよいメロン色リップを使えば、グンと大人の魅力を発揮することでしょう。

同じメロン色でも、使うアイテムや取り入れ方によって表現できるイメージは異なるので、日替わりで楽しむこともできます。

今年の夏は、思い切ってトレンドを取り入れてみませんか?

【筆者略歴】

※ 黒木絵里 ・・・ 外資系化粧品メーカー2社、某大手ヘアサロンのメイクセクション統括を経験後、独立。Eri Kuroki Make-up solution代表となり、育成やマニュアル監修、大手企業のセミナーのほか美容ライターとしても活動中。

【画像】

※ ginger_polina_bublik / shutterstock