平成25年12月、ユネスコ無形文化遺産に登録された“和食”。我々日本人が古くから親しんできた食事が今、国内だけではなく海外からも大きな注目を集めています。なかには、「和食の魅力を再発見した」「まずは、雑穀ご飯を炊いてみた」という方もいるのではないでしょうか。ところが、どういうわけか「味がいまひとつ……美味しくない」と悩んでいませんか。もしかすると雑穀の取り扱い方や炊き方・煮方に原因があるかもしれません。

ここでは、ビューティーフードアドバイザーの筆者が、雑穀を何倍も美味しく食べるためのポイントをご紹介していきたいと思います。

■基本の保存方法

雑穀にとって、直射日光や暑さは大敵。それは、酸化して虫が湧いてしまうから。雑穀を購入したら、密閉容器やジッパー付きビニール袋に移して空気を抜き、冷蔵庫もしくは冷暗所で保存をしましょう。これからやってくる暑い季節には、小分けになった雑穀を購入して早めに使い切ることをオススメします。

■美味しい雑穀ご飯の炊き方

雑穀ご飯を美味しく炊き上げるためには、水加減・塩加減が大きなポイントになってきます。下記を参考に、雑穀ご飯を炊いてみましょう。

(1)水加減

・もちきび・もちあわなど小粒の雑穀・・・雑穀1:水1/2

・その他の雑穀・・・雑穀1:水同量〜1.5倍

例えば、白米にもちきび大さじ2を入れたら、通常どおりの水加減に加えて雑穀分の水大さじ1をプラスするといった具合です。

水加減はあくまでも目安なので、少しずつ調整して好みの炊き上がりを見つけてみてくださいね。

(2)塩加減

雑穀のうまみを引き出すために、塩は欠かせません。白米1合+雑穀に対して、小さじ1/3程度の塩を加えてみて。

(3)浸水

雑穀の中には、硬い殻に覆われたものも少なくありません。そのため、炊飯前にしっかりと浸水してあげないと消化吸収を悪くすることもあります。

最低でも2時間は浸水しましょう(パッケージに浸水時間が記載されているものは、それに従う)。

■種類別・雑穀の煮方

最後は、雑穀の煮方です。煮た雑穀は、サラダやスープ、煮物にチョイ足しできるので重宝しますよ。

(1)粒が小さくて煮えやすい雑穀・・・もちあわ、もちきび、ひえ

浸水は不要。沸騰したお湯に、塩少々と雑穀を入れて茹でるだけ。湯切りには、茶こしを使うと良い。

(2)粒が小さくて煮えにくい雑穀・・・アマランサス、キヌア

雑穀:水は1:2の割合。塩少々を加えて、15〜20分煮る。

(3)粒が大きくて煮えやすい雑穀・・・押し麦、そば米

鍋にたっぷりの水を入れて沸騰させたら、雑穀と塩少々を加えて15〜20分煮る。ぬめりがあるものは、ザルに移して流水で洗う。

(4)粒が大きくて煮えにくい雑穀・・・黒米、赤米、たかきび

煮る前に、一晩浸水させるもしくは、熱湯に30分浸ける。鍋にたっぷりの水を入れて沸騰させたら、雑穀と塩少々を加えて10〜15分煮る。

雑穀には、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富。普段の食生活で不足しがちな栄養素を補ってくれます。毎日の料理に美味しく取り入れて、美容・健康に役立ててみてはいかがでしょうか。

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