9日、長崎市が市内の世界文化遺産・端島(軍艦島)について「島民は一つの家族のようだった」との内容を盛り込んだ広報資料を作成したのに対し、韓国人の教授が反論動画を公開した。写真は端島。

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2016年6月10日、韓国・聯合ニュースなどによると、長崎市が市内の世界文化遺産・端島(軍艦島)について「島民は一つの家族のようだった」との内容を盛り込んだ広報資料を作成したのに対し、韓国人の教授が反論動画を公開した。

長崎市はこのほど作成した広報資料の中で、「軍艦島民は共に生き、学び働くなど、衣食住を共にした一種の炭鉱コミュニティーを形成していた」との説明をしたが、軍艦島を「戦時中に多くの朝鮮人が強制徴用された『地獄の島』」と主張する韓国からは反発の声が上がっていた。

10日、韓国の広報活動を行っている誠信女子大の徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授は長崎市の資料に反論すべく、「端島の隠された真実」と題した日本語の動画をインターネットで公開するとともに、日本の閣僚や国会議員、長崎市の関係者宛てにメールで送付したという。動画では、端島など世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」のいずれにも「強制徴用」に関する情報が見当たらないことなどを指摘している。

徐教授は「日本によるこうした歴史の歪曲(わいきょく)は予見していた」とし、「特に今回の広報資料は長崎市単独の主体的な行動ではなく、日本政府内閣官房の監修を経ていることが大きな問題だ」と指摘、また「このような状況で韓国政府が何の対応も取らないことがもどかしく、端島に関する歴史的真実を込めた動画製作に至った」と話した。

これについて、韓国のネットユーザーから次のようなコメントが寄せられている。

「日本には毎回やられてばかり。日本人のうそにだまされているのか、日本のスパイが韓国にいるのか…」
「韓国政府は日本の植民地時代を美化するのに余念がない」
「朴槿恵(パク・クネ)大統領が世界遺産登録に賛成してあげちゃったからなあ」

「潘基文(パン・ギムン)は国連事務総長でありながら日本の歴史歪曲に対して一言もないのか!」
「真実を明かしてくれる立派な方だ」
「第2第3の、いや、無数の徐教授のような人が後に続くべき。本当にありがたい」

「徐教授は政治家の100倍も1000倍も立派な方だ。真の愛国者、応援します」
「なぜ韓国の政治家はこういう問題に知らんぷりするんだろう?」
「韓国政府は日本から何か受け取ったのかな?」(翻訳・編集/吉金)