高雄市政府提供

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(高雄 10日 中央社)地震で被災した熊本を元気付けようと、南部・高雄市の陳菊市長と台南市の頼清徳市長は10日午前、市議や観光、農業、消防の各局長などで構成される応援団を率い、現地へ向けて高雄国際空港を出発した。訪日中は被災地を視察するほか、熊本県と熊本市に義援金を贈呈する。空港で取材に応じた陳市長は、今回の訪問を通じ双方の友情が深まればと願った。

高雄と台南の両市は、地震発生直後に募金活動を開始。高雄市では4400万台湾元(約1億4584万円)、台南市では2200万元(約7292万円)が集まった。

応援団には、9日に着任した謝長廷駐日代表も同行し、大きな被害を受けた熊本城などを視察する。また、蒲島郁夫・熊本県知事や大西一史・熊本市長との面会も行う。

高雄市は、災害救助や防災、災害対処方法などで交流をし、災害救助能力向上の参考にしたいとしている。

頼市長は、東日本大震災や高雄のガス爆発事故、台南地震の発生時にも日台双方がそれぞれ相手に思いやりを示したことに触れ、まさかの時の友こそ真の友だと語った。

一行は10日正午頃熊本に到着。12日に台湾に戻る予定。

(王淑芬、程啓峰/編集:名切千絵)