台湾メディア・東森新聞雲は6日、台湾・台北市の地下鉄(「捷運」)が制作した乗車マナー喚起のアニメーション動画の中で、アニメ「ポケットモンスター」の主人公・サトシにそっくりの格好をした乗客が出現したとして、ネット上や利用客の間で物議を醸していると報じた。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 台湾メディア・東森新聞雲は6日、台湾・台北市の地下鉄(「捷運」)が制作した乗車マナー喚起のアニメーション動画の中で、アニメ「ポケットモンスター」の主人公・サトシにそっくりの格好をした乗客が出現したとして、ネット上や利用客の間で物議を醸していると報じた。

 記事は、台北「捷運」が制作した宣伝動画において、ホームの乗車位置に整列している男性と思しき乗客の後ろ姿がサトシそっくりであると紹介。本物のアニメ作品と対比したうえで、赤と白の二色キャップ、青と白のシャツ、薄い青の長ズボン、さらに靴や髪型までほぼ一致したと伝えた。顔は見えない状態だが、その見た目は本人と疑われても仕方ないレベルである。ただ1点本物と大きく違うのは、動画の「サトシ風」乗客が太り気味に描かれていることだ。

 この動画は「捷運」の駅構内で放送されているとのこと。記事は動画を見た乗客から「そっくりじゃないか」、「これは宣伝効果あるな」といった声が寄せられたと紹介。さらに日本のネットユーザーからは、動画には「サトシ風」の乗客以外にも「ザ・キング・オブ・ファイターズ」の草薙京、「ストリートファイター」の春日野さくらといった格闘ゲームの登場人物に似た乗客も登場するとの指摘が出ていると伝えた。

 一方で、「捷運」の運営会社は「特にアニメの人物をモデルにしたわけではないが、動画による注意喚起の成果はあった。より安全で快適に乗車してもらえれるようになることを願う」とコメントしていることを併せて紹介している。

 アウトと言われればアウトなのかもしれない「サトシ」風乗客。ただ、営利目的の動画ではなく、あくまでマナーをわきまえた安全な乗車を呼びかける啓発用に作られた短い動画であることから、大きな問題にはならないかもしれない。裏を返せば、台湾においても「ポケモン」が高い人気を誇っているということを示す事象なのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)