効果的な予防線!「わが子がいじめられない為の」親の心がけ3つ

写真拡大

乳幼児期はみんなと仲良くしていた子どもも、通園・就学すると気になる問題の1つが“いじめ”。

「うちの子は気が弱いからいじめに遭うのではないか」「引っ越ししたら言葉の違いでいじめに繋がらないか心配」など、かわいいわが子ですから、守ってあげたくなるのが親心ではないでしょうか。

それでは、実際にいじめに遭うリスクを減らすにはどうしたらよいのでしょうか?

今回は、NPO法人ファザーリング・ジャパンの理事を務める村上誠さんにお伺いした、“いじめられっ子”にならないための親の心がけを3つご紹介します。

 

■1:親が子どものパイプ役になる

子どもが小さいうちから、親も一緒に多くの子どもと分け隔てなく遊ぶことが、いじめられっ子にならない心がけの1つです。

これには3つの理由があるそうです。

(1)親が自分の子どもの友達と関わりをもつ=ほかの子どもたちを知ることができ、信頼関係を築ける

(2)親同士の繋がりができる=何かあったときに、大人同士で相互理解が図れる

(3)子どもの人間関係が多様化する=子どものコミュニケーション能力の向上に繋がる

(1)について、親が自分の子どものネットワークの仲間入りをすることで、子どもたちの関係性を直接目で確かめることができ、未然にトラブルを防ぐことに役立ちます。

(2)は、子ども同士で問題が発生したときに、自分の子どもの言い分だけではわからないところも、事前に親同士が顔見知り以上の関係をもっていると、円滑なコミュニケーションを図れて不必要な誤解や衝突を避けることができます。

(3)について、子どもがいろんな人と関わることは、その後のコミュニケーション能力に大きな影響を与えます。人の数だけ価値観があり、その人とはどのようなコミュニケーションをとればいいかは、経験を積まないとわかりません。

上手にコミュニケーションをとることができる子は、少なからず“いじめ”に遭う可能性は低くなります。

 

■2:子どもの逃げ場所を複数作る

例えば子どもが学校でいじめに遭った場合、自分の生きる世界が学校だけに限られていたとしたら、逃げ場所がなくなってしまいます。

しかし学校以外にも交友関係を作っておけば、学校には行きたくなくても、スポーツクラブや習い事など、違うコミュニティ内に自分の居場所があれば、その子にとっての逃げ場所となります。

これは、いじめに遭ったときのリスクマネジメントであり、引きこもりや自殺など、子どもの将来を潰さないようにしてあげることができます。

 

■3:子どもの好きなことを応援する

子どもにとって、友達と仲良くすることがすべてではありません。もちろん、交友関係が良好であるに越したことはありませんし、人付き合いは生きて行く中で必須であることは間違いありません。

しかし、その人付き合いの中でつまづいてしまったとき、その子にとって心の支えになるものがあるとないのでは大きく異なります。心の支えとなる土台があり、世界を外に広げ、好きなことで満たしていけば悩みも小さくなります。

例えば、その子が絵を描くのが大好きであれば、絵を描くためのツールを揃えてあげたり、絵を描くモチーフを見つけるために旅行に連れていったりするのもいいでしょう。

或いは、サッカーが大好きであれば、サッカーの試合を観に行く、プロサッカー選手に指導してもらえるなどの機会を与えてあげるのもいいでしょう。

子どもが自分自身でできることは限られています。しかし、それを親が一緒になって応援してあげることで、子どもは親が自分の味方であることを認識するとともに、好きなことへの没頭により、もっていた悩みは分散されます。

何かに夢中になることで、交友関係の悩みは“自分の中のほんの一部分”という認識に変わるのです。これもリスクマネジメントの1つです。

 

いかがでしたでしょうか? 子どもが集団生活に入っても、親が予防線を張ることで、いじめのリスクは下げることができるのです。

いじめに遭ったときの対策も大切ですが、その前段階として、親としてできることはやっておきたいですよね。参考にしてみて下さい。

(ライター 沖田かへ)

 

【取材協力】

※ 村上誠・・・NPO法人ファザーリング・ジャパン理事。1971年生まれ。結婚と同時に実両親と同居、妻、父、長男(06生)、次男(12生)の5人家族。母が要介護となったのを機に、自身のワークライフバランスを見直し、家事、育児と介護のダブルケア、不妊治療、妻の産後職場復帰・両立・キャリア支援のためにも兼業主夫となる。父親の育児・家事参画、夫婦関係、祖父母の孫育て、地域の子育て支援など幅広い家族 ・育児テーマを取り扱う。

 

【関連記事】

※ わが子がイジメられている…と知った時、親のとるべき対応とは

※ いじめ防止にも!7歳までに「遊びを通して育てたい」4つの感覚

※ わが子がイジメに!? と感じたとき絶対避けたい「子どもへのNG対応」5つ

 

【Specialコンテンツ(PR)】

※ 9割が効果を実感!辛い食事制限ナシの「青汁ダイエット」が話題

※ 要注意!今話題の「あのダイエット」であなたが痩せない理由

※ 今しか手に入らない!こだわり抜いた「幻の美容オリーブオイル」とは

 

【姉妹サイト】

※ 私うかつだった…「今の幸せに気付かせてくれる」泣ける本3選

※ あー大嫌い!「姑のムカつく行動」2位子育てにダメ出し、1位は

 

【画像】

※ Anurak / PIXTA(ピクスタ)