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STマイクロエレクトロニクス(ST)は6月10日、ToF(Time of Flight)法に基づくFlightSense技術を採用した測距センサ「VL53L0X」を発表した。

VL53L0Xは、測定距離が2mで、誤差±3%以内という高い精度が特徴で、測距にかかる時間は30ms未満。アクティブ測距モード時の消費電力は20mW、スタンバイ電流は5μAと電力効率にも優れており、さらに2.4 x 4.4 x 1mmという小型サイズを実現している。

従来の赤外線近接センサと異なり、ミリメートル単位の高精度な測距が可能で、検知対象物の色彩や反射率の影響を受けない。FlightSense技術では、センサに向かってくる動きやセンサから離れる動き、左右への動きも識別可能となっている。距離はセンサ内部で計算され、I2Cで通信される。

同社は、VL53L0Xについて、ジェスチャ検知機能、ロボット掃除機などのロボット向け各種検知機能(接近検知、壁検知、崖検知、衝突回避機能)、生活家電や洗面用品・設備のハンズフリー操作といったさまざまなアプリケーションのほか、ノートPCやモニタの自動電源オン/オフのためのヒト検知や、ドローン、IoT機器などにも適しているとしている。

(周藤瞳美)