「あびる優 LOVE POISON」より

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 出産した女性たちは、出産時の疲労回復もままならないまま、多忙な子育て生活に突入する。妊娠中に増加した体重を元に戻すことも、大きな課題として向き合うことになる。テレビや雑誌で早期の“職場復帰”を求められるママタレたちにとって、出産直後のダイエットは至上命題のようだ。

 そんなママタレの一人、あびる優(29)がインスタグラムにプールサイドで撮った写真をアップした。紐パンタイプのビキニを着こなすスリムな姿は惚れ惚れするほどの美しさ。「綺麗なママ!」「スタイル良すぎ!」とあまりの仕上がりに話題騒然だ。

 あびるは2014年、総合格闘家の才賀紀左衛門(27)と結婚。2015年5月に第一子が生まれ、その後、仕事復帰を果たしている。あびるのインスタグラムは子供や夫の写真のほか、仕事関連の写真も多く、公私ともども充実している様子がうかがえる。

■ママタレたちと産後ビジネス

 上戸彩(30)や紗栄子(29)、山田優(31)、後藤真希(30)など、出産後仕事復帰したママタレたちのスレンダーボディは並大抵の努力で手に入るものではない。それだけに、出産後のママたちにはある種の敬意を持って認められている。骨盤矯正グッズをプロデュースした藤本美貴(31)など、産後ビジネスも盛んだ。

「藤本や熊田曜子(34)、小森純(30)ら、スタイルを戻したママタレたちがダイエット本をこぞって出版するのは需要があるから。少子化の中でも手堅いビジネスとして認知されています」(芸能関係者)

 一方、2015年10月に出産したものの、苦戦していたとされるのが眞鍋かをり(36)だ。眞鍋は5月18日、自身のブログで、「とくに産後ダイエットもしていない」ものの、徐々に体重が減りつつあることを明かし、「激太り」報道を否定した。

 その後、公の場に登場した眞鍋を見れば一目瞭然。5月27日に自転車関連のイベントに登場した際、眞鍋はノースリーブのブラウスを着て、スレンダーな姿を見せた。

 眞鍋はブログで体重について、「普通に生活していれば自然に落ちる」という持論を綴っている。これはママタレたちの“産後ダイエットビジネス”への参入をやんわりと否定しているようにも見える。無理のない減量によって他のママタレに差をつけた形か。今後もママタレたちがどのような形で好感度をアップさせるのか、注目である。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。