大物狙いのスポット、チュンポンピナクル。ジンベエザメとの遭遇率が高く、小魚の群れにアタックするシーンと出くわすことも   撮影:原田雅章

旅行口コミサイトのトリップアドバイザーのユーザー投票、トラベラーズチョイス2015で「人気の島トップ10-アジア」に輝いた、タイのタオ島。

 
サムイ島の沖に浮かぶ南北約7キロ×東西約3キロの小さな島へ、バックパッカーが訪れ始めたのは1980年代のこと。今ではスタイリッシュなリゾートやコンビニもありますが、1947年までは無人島だったと聞くと、オドロキです。

4_DSC0886サイリービーチ夜NK土産物店やレストランなどが連なる、サイリービーチ  撮影:北川暢男

タオ島とは、“カメ”の意味。かつては、あちこちでカメを見かけたとか。そんな豊かな海では、ダイバー憧れのジンベエザメも3〜10月には高確率で会えるとあって、ここ数年で注目を集める存在に。

半島や本土に囲まれたタイ湾に浮かぶタオ島は、その閉鎖的な地形から、潮の流れは穏やか。また、1日1回(通常は2回)しか潮の満ち引きがない“日周潮汐”の海域であることも、潜りやすい要因になっています。

2_464ツインズNK魚影が濃厚なツインズ。タオ島はクマノミの種類が少ないがいる所にはぐっちゃりいる。ハゼスポットとしても有名  撮影:北川暢男

タオ島の海は、魚影がとにかく濃いのが特徴です。砂地にはハゼや珍しい貝類、甲殻類がざっくざく。魚もダイバーを恐れることなく、ハゼ類も間近で観察できます。

現地ダイビングサービスには、日本人オーナーやスタッフが常駐しているところも多数。変わった生態を教えてくれたり、撮影方法をアドバイスしてくれたり、濃密なダイビングが体験できるはず。

3_206サイリービーチNK_穏やかなタイ湾に浮かぶタオ島。島はアップダウンが激しい地形。ビーチには昔ながらのバンカーボートが   撮影:北川暢男

ダイビングスタイルは、タオ島にステイして、ボートに乗って周辺のスポットをめぐるのがポピュラー。サムイ島に滞在して、大型ボートやスピードボートに乗って、タオ島周辺のスポットを潜ることもできます。

5_253ナンユアン島NK3つの島が白砂の道で結ばれた絶景スポットのナンユアン島。タオ島からも見られます   撮影:北川暢男

また、タオ島と隣接する、3つの島が白砂の道でつながったナンユアン島も、お見逃しなく。急斜面のジャングルを登って見晴台へ行くのはかなりの運動量ですが、ごほうびのように、絶景が眼下に広がりますよ。

 
■レベル
流れが穏やかなスポットが多く、初心者からOK

■ダイビングスタイル
タオ島にステイして、周辺のスポットを潜るのが一般的。午前中に2本潜り、ランチに帰港、3本目はオプション。港から遠いスポットの場合は船上でランチをとり、そのまま3本目のケースも。ほぼ100%ボートダイビング。

■ダイビングシーズン
ベストシーズンは3〜10月。海、気候ともに安定。水温は28〜30℃

 

情報、画像提供 : マリンダイビング


日本で最初に創刊されたスクーバダイビングの専門誌『マリンダイビング』(毎月10日発売)。アジアをはじめ、国内外のダイビングエリア紹介、海辺の生き物、ダイビングスクールガイドのさまざまな情報を盛り込んでいます。これからダイビングを始めたいと思っている人はもちろん、すでにダイビングを楽しんでいるダイバーの皆さんや、ダイビングに関わるすべての方々に向けた雑誌です。女性向けの姉妹誌『La SCUBA』も要チェック!
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