8日、近年中国による欧州企業のM&Aが活発で、環球時報は中国の動きに対する欧州諸国の反応を伝えた。資料写真。

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2016年6月8日、近年中国による欧州企業のM&A(企業の合併や買収)が活発で、環球時報は中国の動きに対する欧州諸国の反応を伝えた。

仏メディア・France24は「2016年の半年だけで、中国が欧州諸国でM&Aに費やした金額は624億ドル(約6兆6800億円)に達する。これは15年の1年間の額よりすでに倍以上多い」と紹介している。

欧州で活発になる中国によるM&Aに対し独・ターゲスシュピーゲルは、「中国は脅威か?それともチャンスか?」と題し、ドイツが中国の投資に期待している一方、ドイツの先進技術を持つ企業に中国が興味を持っており、警戒すべきだと報じた。さらに、独・ハンデルスブラットは、「中国はドイツの先進技術を吸収し、自国企業の発展に役立てようとしている。先進技術を持つ企業が買収されることは、工業スパイの侵入を招いてしまう可能性もある」と警鐘を鳴らした。

このほか、独紙ベルリーナー・モルゲンポストは、「中国は金に糸目をつけず、豊富な資金力で自国の発展を加速されようとしている。中国は工業を発展させるために技術を手にしたいと考えており、すでに機械製造分野ではドイツのライバルにまで成長している。ドイツ政府は国の経済を支える主要技術が中国に流出してしまうことを恐れている」と指摘した。(翻訳・編集/内山)