8日、韓国で警察の調査を受けている途中に逃走した指名手配犯を捕まえた被害者らが逮捕されるという事件が発生し、注目を集めている。写真は韓国のパトカー。

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2016年6月8日、韓国・YTNによると、韓国で警察の調査を受けている途中に逃走した指名手配犯を捕まえた被害者らが逮捕されるという事件が発生し、注目を集めている。

忠清北道地方警察庁で先月21日午前0時半ごろ、窃盗の罪で指名手配され、広域捜査隊に逮捕されたA(22)が、「たばこを吸いたい」と言って警察官1人と外に出て、そのまま逃走した。手錠を掛けなかったことや警察官を1人しか同行させなかったことは規定違反になるという。

3時間後にAを再び検挙した警察は「ずさんな管理をした」との批判を懸念し、報道資料まで出したが、その内容は「警察が検問を通して検挙した」というものだった。しかし、実際にAを捕まえたのは、Aに車を盗まれた被害者のBさん(22)らだったという。Bさんらは携帯電話の位置を追跡し、警察よりも早くAを捕まえた。しかし、車で移動中、道路脇に停車中のパトカーを発見したAが突然車から飛び降り、そのままパトカーの方に走って行ったのだという。これについて、警察は「犯人が自首をしていても検挙だ。どういう経緯があれ、警察が検挙したことに変わりはない」との立場を示している。

警察は現在、誘拐・監禁の疑いでBさんらを調査していると明らかにした。

これについて、韓国のネットユーザーからは不満の声が寄せられた。

「これが韓国の現実。泥棒を発見した人が『泥棒だ!』と叫んで通報し、名誉棄損の罪で逮捕されたこともあった」
「犯人を見つけても何もするなということ?」

「むしろ表彰状を与えるべきではないのか?」
「警察は悔しかったのだろう」
「民間人が警察の威信を失墜させた罪?」

「自首をしても検挙?じゃあなんで自首という言葉が必要なの?」
「韓国の警察はレベルが違う。コメディー映画かと思った」

「これが韓国警察の本性?恐ろし過ぎる…」
「韓国は被疑者の人権だけを重視する国!」(翻訳・編集/堂本)