8日、陸上自衛隊が日本刀などをあしらったデザインのエンブレムを発表したことについて、韓国の複数のメディアが「好戦的な印象を与える」などと懸念のこもった論調で報じた。資料写真。

写真拡大

2016年6月8日、陸上自衛隊が日本刀などをあしらったデザインのエンブレムを発表したことについて、聯合ニュースなど韓国の複数のメディアが「好戦的な印象を与えるデザイン」などと懸念のこもった論調で報じた。

陸上自衛隊はこのほど、組織を象徴する公式エンブレム「桜刀(さくらかたな)」のデザインを公開した。初めて導入されるエンブレムは、日の丸と陸自を象徴するモチーフの「桜星」のほか、中央に配置された抜き身の日本刀が目を引く。韓国メディアは特にこの部分に注目し、「刀を前面に出した」「平和のイメージの代わりに『鋭い日本刀』」などの見出しでこれを報じた。

このうち聯合ニュースは、「『刃』に強靭さ、『鞘(さや)』に平和を愛する心を表現」したという陸上自衛隊の解説を引きながらも、「刀を登場させたことは、力、武力、戦争などを連想させる」とし、「安保法制整備による日本の戦争関与可能性への憂慮が高まる中で、陸上自衛隊が好戦的な印象を与えるエンブレムを導入した」と伝えた。また国民日報は「表面的な目的は他国軍隊との交流用だが、自衛隊の軍事行動範囲の拡大と軍事力増強の動きと無関係ではないとの解釈がある」としている。さらに京郷新聞は、「日本が『戦争可能な国』に一歩近づいた状況なだけに、(エンブレムの)背景をめぐり多様な解釈が出ることが予想される」とした。

こうした報道を受け、韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられている。

「はっきり言って、ちょっとダサい」
「近いうちに『自衛(self-defense)』の文字も消されるだろう」
「わが陸軍のエンブレムにも竹やりを導入しよう」
「もう日本との戦争を準備すべき時。日本がいつか変わるかもと期待しても無駄だ」

「これじゃ自衛隊でなく単なる日本軍だろう」
「現代版の壬辰倭乱(文禄・慶長の役)がいつか起こる」
「彼らは必ずまたやって来る」
「ついに帝国主義の復活か?」

「われわれの一番の敵は三国時代以来、常に日本だ。油断してやられないようにしよう」
「だんだんと馬脚を現してきたね。日本は北朝鮮や独島(日本名:竹島)を言い訳に侵略してくるに違いない」
「日本より警戒すべき対象は韓国の政治家や経済人だ」(翻訳・編集/吉金)