探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情をご紹介。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細について、多くは語られないものです。気になるその詳細を美人探偵・山村佳子がその事件簿から解説します! 

浮気がバレた後の夫婦関係、浮気調査で何を調べるのかまでの“リアル”を紹介!

今回の依頼者は、「夫が高校の同窓会に行ってから、様子がおかしいんです」と電話をくださった大井ナナコさん(仮名・38歳)。彼女は中堅のIT関連会社を休職中です。その理由は妊活で、「医師の話によると妊娠は43歳くらいまでできるそうですが、リアルなタイムリミットという39歳に向けて本気で活動しようと思って……」と話していました。

最近、共働き夫婦が妊活のためにどちらかが休職し、それまで忙しくて見えなかった相手の様子がわかるようになり、浮気を疑う……という案件が増えています。

ナナコさんは電話でも快活な人柄が伝わるほど、てきぱきと話します。また、住まいも横浜市鶴見区と近いので、電話の翌日にカウンセリングルームに来ることになりました。

まずは浮気にまつわる実際の状況について語ると思いきや、妊活とお金の問題から夫婦の悩みを語り始めるナナコさん。彼女は目鼻立ちが整った美人で、中肉中背ですがやや太めの安産体型。Nのマークのスニーカーに、麻素材のカーキ色のチノパンをはいていて、トートバッグはアメリカの大手書店STRANDのロゴ入りのもの。そこまでは今っぽい自然派女子という感じなのですが、なぜかトップスはセサミ・ストリートのエルモがプリントされた半袖の紺色トレーナーを着ていて、髪はボサボサのボブヘア。肌は粉を吹いたように荒れており、爪の先はささくれています。寝グセ隠しのためか、コーチのシグネチャー柄のベージュのハットをかぶり、ノーメイクに巨大な女優サングラスをかけています。いつも思いますが、パートナーの浮気で動揺している人は、ファッションが不思議な感じになってしまうのです。

「私はどうしても子供がほしくて、妊活のために休職し、2か月になります。結婚10年間、このときまでは夫婦別財布でした。住宅ローン(毎月7万円)は夫が、光熱費と食費(毎月5万円)は私が払い、外食のときはじゃんけんで負けたほうが払うという夫婦のルールで家計を運営していました。でも、ウチの会社の場合、休職中の給料は支払われないので、夫に生活費を請求したら、2万円しか払えないといってきたんです。私も3年前に家を買うとき、頭金を出してしまったので、手持ちの貯金は300万円くらいしかありません。でもこれは妊活のためにとっておきたいんですけど、結局、これを切り崩しながら生活しています」

排卵期に家にいないという、妊活夫にあるまじき行動に激怒!

それなのに、夫は妊活に非協力的。長期戦になればなるほど、お金もかかるしチャンスも減ってくるから、早くも2か月目にして焦りが出てきたと言います。

「もともと私の方が激務だったから、タイミング療法に挑戦するために休職したんですよ。夫婦で検査して、自然妊娠の可能性が高いとのことだったので、まずはそこからトライすることにしました。妊娠のチャンスは月に1回しかないのに、私が休職してから夫は2回とも、排卵期に家にいなかったんですよ。本当に腹が立ちます。そもそも、最初に子供が欲しいと言ったのは、ウチの夫なのに!! それなのに、生活費も全然くれないし……」

ナナコさんの旦那様の職業は、ある省庁に勤務する国家公務員(年収600万円)。マンション(鶴見の中古マンション・約3400万円)の頭金に1千万円を余裕で支払い、毎月の給料も手取りで35万円は超えている。それなのに、なぜお金を出し渋るのか。そこにナナコさんは浮気の気配を感じます。

「1か月前に高校(都内私立共学校)の同窓会に行くまでは、これほどケチではなかったような気がします。あの日を境に何かが違うんですよね。帰宅時間が遅くなったし、あまり私と目を合わせないし、スマホを持って15分以上トイレにこもっていることも多くなったし……夫の見た目はそんなにカッコよくはないんですが、オバさまウケするタイプではあります。もともと次男で愛想がいいし、名門国立大学卒業で公務員をしているから自分に自信があります。モテるタイプだと思いますよ」

ナナコさんに旦那様の写真を見せてもらうと、芋洗坂係長さんにそっくりな男性が、くしゃっと笑っている高尾山の山頂でのショットでした。旦那様は大柄で親しみやすく、一緒にいる人をHAPPYにしてくれる、このタイプの男性は確かにモテます。

「山村さん、浮気の証拠を押さえたいのですが、払えるお金は8万円しかありません。なんとかこれでお願いできないでしょうか。今後のためにもきちんと調査したいのです」

調査費用は確かにギリギリなので、確実に不倫相手と会う日に、私が単独で調査をすることで、証拠を押さえることにしました。

ナナコさん夫妻の共通の趣味は低山登山。いつか二人の子供と来たいという想いから妊活スタートしたのに、まさかの不倫発覚か?

妻に生活費を渡さず、高価なプレゼントをプレゼント。公務員ダンナの仰天デートの内容とは?〜その2〜に続きます。

※本連載の内容はプライバシー保護の観点から、体験内容を変えない程度に一部書き変えております。

■プロフィール

 山村佳子

夫婦カウンセラー、探偵。JADP認定 メンタル心理アドバイザー JADP認定 夫婦カウンセラー。神奈川県出身。フェリス女学院大学卒業。大学在学中に、憧れの気持ちから探偵社でアルバイトを始め、調査のイロハを学ぶ。大学卒業後、10年間化粧品メーカーに勤務し、法人営業を担当。
地元横浜での調査会社設立に向け、5年間の探偵修業ののち、2013年、リッツ横浜探偵社設立。依頼者様の心に寄り添うカウンセリングと、浮気調査での一歩踏み込んだ証拠撮影で、夫婦問題・恋愛トラブルの解決実績3,000件を突破。リッツ横浜探偵社 http://www.ritztantei.com/