多くの日本人の目には、中国人と台湾人の「民度」には差があると映っているのではないだろうか。その台湾人の目にも、日本人は民度が高いと映っているようで、台湾メディアの中時電子報は日本社会の誠実さに注目した記事を掲載した。(イメージ写真提供:(C)Sean Pavone/123RF.COM)

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 多くの日本人の目には、中国人と台湾人の「民度」には差があると映っているのではないだろうか。その台湾人の目にも、日本人は民度が高いと映っているようで、台湾メディアの中時電子報は日本社会の誠実さに注目した記事を掲載した。

 記事は日本が「究極かつ完全な国家を追求しているようだ」と伝えつつ、誠実さという点で特筆すべき点を挙げている。台湾の人びとは、どのような場面で日本人の誠実さを感じるのだろうか。

 例えば、日本人がテーマパークのアトラクションに乗るために列に並んでいる様子を例に、傍には障がい者用のゲートがあり、「ズル」をすれば列に並ばずともアトラクションにいち早く乗れるにも関わらず、誰もズルをせず、列に並んでいる様子を紹介した。確かにこの事例は中国とは正反対だ。上海万博の際、健常者であるにもかかわらず、車いすに乗って障がい者のふりをして、いち早く入場しようと「ズル」をする中国人が続出したのは記憶に新しい。

 さらに「食の安全」においては、過去に不衛生な食品で食中毒事件を起こしてしまった企業が閉店に追い込まれた事例を紹介。国によっては、たとえ問題を起こしても数日後には普段どおり営業していることもあり、日本は非常に厳しく、不祥事は「しっかりと責任を取らされる」ことを実感するのだろう。

 ほかにも、社会として偽物やコピー商品に厳しく対応している事例や、個人の民度の高さ、街が非常に清潔に保たれていることなどを挙げている。

 韓国人の目には台湾人は「中国語を話す日本人」というふうに映るようだ。中国人とは違い、台湾人は民度が高いという意味のようだが、その台湾人から日本人は誠実な国民と評価されるのは非常に光栄なことと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Sean Pavone/123RF.COM)