中国メディア・捜狐は3日、「これこそ日本の真の性教育だ」として、日本の幼稚園から高校にかけて体系的に行われる性教育について紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・捜狐は3日、「これこそ日本の真の性教育だ」として、日本の幼稚園から高校にかけて体系的に行われる性教育について紹介する記事を掲載した。

 記事は、子どもにとって性教育は欠くべからざるセクションであり、それを回避すればするほどよからぬ好奇心を駆り立て、危険になるとしたうえで、「日本の性教育は芸術的に生命の意義について講じているのである」と紹介した。

 そして、幼児の性教育がトイレットペーパーの使い方や下着を清潔に保つ術を教えるところからスタートし、誕生日や動植物の飼育栽培を通じて命の大切さや由来について理解してもらうこともその一環であると説明。プールの時間などには、自分が男か女かの区別を理解させるとした。

 また、小学校では男女の体の違いや月経、妊娠の原理について、中学校では危険な性行為の抑止、避妊や性病の知識についての特別授業が行われ、高校では保健体育などのカリキュラムとして性教育が取り入れられていると伝えている。

 記事は「性教育がしっかり行われている国は、子どもたちを無知の迷い、迷いの中の好奇心、好奇心の中の禁忌破りへと誘うことも、さらには多くの社会問題を引き起こすこともない。小さいころから避妊具について理解させておけば、堕胎や新生児遺棄といった事例が急増することもない」とし、中国における性教育の充実を呼び掛けた。

 日本の現在の性教育が理想的なものなのかについては、さらに検討を重ねる必要がありそうだ。価値観の多様化、ネット社会の浸透などに伴って、若者の性に対する考え方は大人世代とは少なからず変化している。性交渉の低年齢化のほかにも、妊娠した女子学生が公衆トイレで嬰児を産み落として遺棄する事件なども発生しているのが現状だ。日本においても中国においても、子どもたちが道を踏み外さないよう、時流に即した性教育の形が求められるのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)