ネットショッピングの普及に伴って、中国の物流業は目覚ましい発展を遂げた。特に大都市部を中心に、スマートフォンなどのアプリと連動した宅配サービスシステムが構築され、利便性が大いに向上している。しかしその一方で、なおも日本には及ばないサービスがあるという。中国メディア・界面が5日、伝えた。(イメージ写真提供:123RF)

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 ネットショッピングの普及に伴って、中国の物流業は目覚ましい発展を遂げた。特に大都市部を中心に、スマートフォンなどのアプリと連動した宅配サービスシステムが構築され、利便性が大いに向上している。しかしその一方で、なおも日本には及ばないサービスがあるという。中国メディア・界面が5日、伝えた。

 記事は、「国内の物流はますます便利になり、宅配便も同一都市なら当日着が可能となり、郵便局に行って小包を受け取る時代からはるかに先進的になった」と説明。一方で、物流のスピードの点では中国はもはや日本に追いついたかもしれないが「再配達サービスシステムにおいては、十分に整っていない」と指摘した。

 そして、日本の郵便や大手宅配業者が採用している再配達システムについて紹介。留守で荷物が渡せなかった場合は不在票がポストに残され、受取人は電話やインターネットを通じて午前8時から午後9時までのいくつかに分けられた時間帯での受け取りを指定することができると説明した。そして業者は指定された受け取り時間より早くなることも遅くなることもなく、荷物を再度届けてくれるとしている。

 さらに、郵便局では時間内の受け取りが難しい人向けに24時間体制の夜間窓口受け取りサービスが存在し、夜中の何時であっても身分証を持参すれば荷物が受け取れると伝えた。郵便サービスについてはこのほか、送られてきたハガキが何らかの理由により濡れてしまった際に「郵便局がわざわざ乾燥させて平らにしてくれたうえ、透明フィルムに入れたうえで『申し訳ありません。できる限り補修しましたが、本当に申し訳ありません』とメッセージが添えられていた」というエピソードも紹介した。

 宅配便は、単に早く届けばいいというものではない。早く確実に、そして安全に荷物が送れ、受け取れる状況を確保しなければならないのだ。届いたときに段ボールが無残な姿になっている、箱を開けたらなぜか中身が目減りしているなどいった事例や疑念が起こらないように、中国の物流業界は質の部分のさらなるレベルアップを図る必要がある。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)