旅の恥は掻き捨てと言うが、現在は情報化社会で旅行先での恥はすぐに世界中に発信されてしまう。中国サイト斉魯晩報は、中国で6年間にわたって添乗員をしているという女性の経験を紹介。旅行先で恥ずかしい行動をとる中国人旅行者に、日本人に倣うように勧める記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 旅の恥は掻き捨てと言うが、現在は情報化社会で旅行先での恥はすぐに世界中に発信されてしまう。中国サイト斉魯晩報は、中国で6年間にわたって添乗員をしているという女性の経験を紹介。旅行先で恥ずかしい行動をとる中国人旅行者に、日本人に倣うように勧める記事を掲載した。

 記事は冒頭で、添乗員をしている中国人女性が経験したという恥ずかしい状況を紹介。1人の40代女性が5つ星ホテルの朝食で、2枚の大きな皿に山のようにパンを取り、食べきることの出来なかったパンをこっそり持ち帰ったと紹介。ちなみに同ホテルでは、提供された食事を持ち帰ることは許されておらず、これは事前にすべての中国人客に「しっかり」と通知されていた。

 ほかにも、お酒を飲みすぎて意識をなくしてしまい、「どうやって部屋に帰ってきたのか分からない」程に酔っぱらった事例なども紹介し、このような中国人旅行客の行動は添乗員として「顔が真っ赤になるほど恥ずかしい」ものであり、「非文明的」であると非難している。

 一方で記事は、日本人は非常に「文明的」な民族だと称賛、「非常に注意深く礼儀正しい」と称えている。中国人旅行客に対して、列に並ぶことや大きな声で喧嘩をしないこと、泥酔やゲーム、喫煙など食事中の「文明的」でない行為、提供された食事を無駄にしないようにと注意喚起し、日本人の文明的な行為を見倣うべきであると論じた。

 経済的に豊かになった中国では、多くの中国人が海外旅行をする時代になった。旅先での非文明的な行為による「恥」は、本人は掻き捨てているつもりでも世界中に発信されている。今後はさらに多くの中国人が出国することになるだろうが、今のうちに中国人1人1人が自らの旅先での行動を見直してみる必要があるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)