中国では、日本人の道徳律や民度の高さが話題に上ることも少なくないが、こうした日本の民度は、どのようにして培われてきたのだろうか。中国メディアの中国教育報は日本の道徳教育に注目している。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国では、日本人の道徳律や民度の高さが話題に上ることも少なくないが、こうした日本の民度は、どのようにして培われてきたのだろうか。中国メディアの中国教育報は日本の道徳教育に注目している。

 記事は、日本政府の主導で道徳教育が行われ、社会や家庭が協力しながら進められている様子を解説している。例えば、小中学校では週に1時間道徳の授業があり、高校でも現代社会科目のなかで道徳を学んでいると説明。さらに日本の各地に1.5万件の公民館が存在し、さまざまな講演や講座、娯楽性の高いイベントなどを開催しており、こうした講演などは教育の一環となっていると紹介、このような機会を通して「心身の健康な若者を育てている」と解説した。

 ほかにも、日本のPTAの活動に注目し、学校と家庭が協力して子どもたちを教育していると指摘した。日本では昨今、PTAの存在そのものに疑問が投げかけられることもあるが、中国からは高度な教育システムに映るようである。

 記事は結びに、中国と日本が相互理解を深めるために、教育分野での交流を含めた多角的な人的交流を活発化させることの大切さを説いている。友人関係でも言えることだが、コミュニケーションが上手く取れていなければ問題は大きくなるものである。日中間での相互理解を深めて、友好的な関係を培ってもらいたいものだ。

 日本のなかにも、学業面の成績と直接的な関係はないように見える道徳教育に時間を割くよりも、一般の授業を増やすべきだとの意見がある。しかし、個々の道徳基準が上がれば、無駄な問題や人間関係の軋轢を抑えることになり、勉強や仕事の効率が上がることに繋がるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)