6日、米大統領選の共和党候補として指名を確実にしたドナルド・トランプ氏には、破産寸前の危機的状況から救ってくれた香港の恩人を裏切った過去があると、海外のメディアが伝えている。資料写真。

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2016年6月6日、新華網によると、米大統領選の共和党候補として指名を確実にしたドナルド・トランプ氏には、破産寸前の危機的状況から救ってくれた香港の恩人を裏切った過去があるという。

トランプ氏は出馬を表明した2015年に「中国は自分の支配下にある」といった発言をしていたが、ニューヨーク・タイムズによると、1990年代に破産寸前の状況に陥ったトランプ氏が救いを求めたのは香港の不動産投資家・鄭家純(ジョン・ジアチュン)氏と羅康瑞(ルオ・カンルイ)氏。ニューヨークの不動産プロジェクトを手がけたが、その後行き違いがあり、4年にわたる訴訟に発展し、敗訴したトランプ氏は本来の利益が得られない状況となった。

トランプ氏は2人に負けた格好となったが、仏ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)によると、それでもトランプ氏は2人について、「とても尊敬している」と発言しているという。鄭氏は現在香港の大手不動産会社の代表で、羅氏も不動産の大物として中国に多額の投資をしている。

羅氏はトランプ氏について、「トランプとはそういう人間だ。訴訟も日常茶飯事だ」と笑って語ったという。(翻訳・編集/岡田)