写真提供:マイナビニュース

写真拡大

Lifull Seniorはこのほど、老人ホーム・介護施設の検索サイト「HOME'S介護」にて実施した「介護施設に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は1月27日〜31日、要介護者の介護にかかわっている全国の30〜69歳400名(うち在宅介護のみ経験者200名、施設入居の経験者200名)を対象にインターネットで実施したもの。

家族が介護施設へ入居した人を対象に、入居前は不安を感じていたか尋ねたところ、89%が「不安を感じていた」と回答した。具体的に不安を感じていた点について聞くと、「スタッフ対応の良しあし」(56%)、「本人の入居後の満足度」(51%)、「他の入居者との人間関係」(39%)が多かった。

不安を感じていたと回答した人に、入居後に不安は解消したかを聞いたところ、「スタッフ対応」は74%、「本人の満足度」は58%、「他の入居者との人間関係」は59%が解消されたことがわかった。一方、不安が解消されなかったと答えたのは、それぞれ8%、10%、12%となっている。

在宅介護、施設入居を含め介護経験のある人に「介護が必要となった原因」について尋ねると、「認知症」が44%で最多。「脳血管疾患」(25%)、「高齢による衰弱」(22%)、「家庭内での事故(骨折・転倒など)」(17%)を大きく上回った。

在宅介護を経験した人に在宅介護の内容を聞いたところ、「掃除・洗濯などの家事」(71%)、「食事作り」(68%)、「外出時の付き添い」(66%)など、身の回りの世話が多かった。「歩行介助」(37%)、「トイレの介助」(33%)、「食事の介助」(32%)、「入浴・散髪」(28%)などは、それぞれ3割ほどが行っている。

現在、在宅介護を行っている人に、家族を介護施設に入居してもらうことを検討しているか尋ねたところ、93%が「まだ検討していない」と答えた。検討しない理由について聞くと、「住み慣れた環境で過ごしてほしい」(57%)、「金銭的余裕がない」(42%)、「要介護者が嫌がる」(37%)が多かった。「施設にいいイメージがない」(18%)、「家族の介護は家族がするべき」(14%)などの理由は、それぞれ2割に満たなかった。

(フォルサ)