岡本夏美さん(写真右)と大関れいかさん(写真左)。作品の見どころや撮影の裏話を語ってくれた

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アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA) 2016」が6月2日、スタートした。6月26日(日)までの期間、東京と横浜の6会場にて、合計約200のショートフィルムが上映される。

【写真を見る】胸が“巨乳化”した主人公、ハナを演じた岡本夏美さん。「違う自分になれたのは楽しかった」と撮影を振り返った

今回は、初日に開催されたオープニングセレモニーに、動画ファッションマガジン「C CHANNEL」クリッパー(投稿者)の中島恵美さんが潜入!「最近は映画館で洋画を観る機会が多い」と話す中島さん。作品の出演者をはじめ、豪華ゲストが多数登場するオープニングセレモニーを前に、「今日は著名人の皆さんの話を聞けるのが楽しみ」と期待も高まる。

SSFF & ASIAでは数々のアワードが用意されており、多様な才能の発掘を行っている。その中の1つ「ブックショートアワード」は、おとぎ話や昔話、民話などをもとにした二次創作の短編小説を公募し、大賞作品をショートフィルム化するプロジェクト。オープニングセレモニーでは、昨年「第1回ブックショートアワード」を受賞し映像化された『HANA』の完成発表が行われた。

『HANA』は芥川龍之介の『鼻』をもとに、主人公を女子高生に書き換えた作品。胸が小さいことを気にしている主人公のハナが友人から「胸が大きくなる薬」をプレゼントされ、翌朝起きると巨乳になっていたというストーリーだ。誰しもが持つコンプレックスとの葛藤と、その克服を鮮やかに描き出す。

今回は、同作で主演を務めた岡本夏美さんと、レイカ役を演じた大関れいかさんに、中島さんがインタビューを実施!まずは、作品の見どころについて聞いてみた。

「コンプレックスを抱えていた女の子が、薬を手に入れることで外見が変わり、そこから心情や周りの環境も変わっていく。短いストーリーの中で描かれる、心情の変化に注目してほしい」と岡本さん。続いて大関さんは「主役以外の3人の性格がそれぞれ違っていて面白いので、4人全員のキャラクターも楽しんでもらえたら」とコメント。

次に、撮影で“巨乳体験”をした岡本さんにその時の気分を尋ねると、「これが巨乳か!と(笑)。こんなに肩が凝るのかと実感できたし、巨乳(にするための女装用グッズ)を付けていると、靴が見えないんですよ」と、苦労した模様。「私は1週間でいいと思いました」と振り返る一方で、「女の子がキラキラできるということもわかったし、いつもと違う自分を体験できたので、そういった部分は楽しかった」と笑顔を見せた。

最後に、作品を通して伝えたいメッセージを2人にお願いした。「コンプレックスに対してみんな思うことはあるだろうけど、この作品を見てそれがプラスの気持ちになればいいなと。クスって笑ってもらえたら嬉しい」と、岡本さん。大関さんは「女子はこんな小さなことでも悩みまくっているんだぞっていうことを、男性に知ってもらえたら。あとは上の年代の方にも、女子高生はこんなことで悩んでいるのかとか、こんな変な会話をするのかとか、今の女子高生のリアルな日常を見てもらいたい」と作品をアピールした。

今回、初のインタビューに挑戦した中島さん。感想を聞いてみると、「私が質問をすると間を空けずにすぐ答えを返してくれて、作品に対する思いや熱がとても伝わってきた」と、興奮冷めやらぬ様子で話していた。

『HANA』はSSFF & ASIAの期間中、「アジアインターナショナル&ジャパン部門-1」にて全4回上映される他、「ひかりTV」の4K映像・HD画質(ハイビジョン)映像としても提供される。【東京ウォーカー】