蔡英文総統(左2)

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(台北 8日 中央社)蔡英文総統は7日、台北市内で難民支援の関連イベントに出席し、難民問題に国際社会の一員として取り組んでいく姿勢を示した。また、自由と人権は台湾の人々にとって最もかけがえのないものだとし、世界貢献を願う心はどの国連加盟国にも負けないとアピールした。

この日行われたのは、女性や子供の難民を一時的に収容する施設「Casa di Love」(愛の小屋)の寄贈式。施設は、欧州最多の難民を収容しているイタリア最南端の島、ランペドゥーザ島に設置され、今年秋に始動する。寄贈プロジェクトは新興民族文教基金会と謝許英文化芸術基金会が共同で企画したもので、式には同島が属するランペドゥーザ・エ・リノーザ市を代表して同市の議員も出席した。

蔡総統は、難民一時収容所の設置は難民が故郷を離れ、新しい社会に溶け込もうとする過程の上で、間を結ぶ地点となると言及。管理や安全性、教育の問題は非常に重要だとし、今回の寄贈について、台湾の民間の人々の世界に対する思いやりを示していると述べた。

さらに、総統として、世界に対するより多くの貢献を願う台湾の人々の期待を裏切らないことを誓い、施設の早期完成と順調な稼働を祈願した。

(呉ワンテイ、謝佳珍/編集:名切千絵)