4日、中国のインターネット上で、日本人のある動画が話題になっている。写真は桑原さんの動画のキャプチャ画像。

写真拡大

2016年6月4日、中国のインターネット上で、日本人のある動画が話題になっている。

【その他の写真】

動画は北京の街頭で撮影されたもの。日本人の青年が「私は日本人です。日本では多くの人が『中国人は日本人が嫌いだ』と思っています。でも、私はそう思いません。私はあなたを信じます。あなたは私を信じてくれますか?もしそうなら、ハグしてください」という張り紙を貼り、目隠しをして路上に立ち、通行人にハグを求める様子が映っている。彼は中国や韓国で「フリーハグ」の活動を行っている桑原功一さんだ。

通行人たちは遠巻きに見ていたり、物珍しそうに携帯電話で写真を撮ったりしていたが、一人、二人と桑原さんに近づきハグをする人が現れる。何か言葉をかけている人もいる。表情はとてもにこやかだ。3分弱の動画では、10人以上の人が桑原さんとハグする様子が映し出されている。

この動画は、桑原さん自身がフェイスブックやYouTubeに投稿したほか、中国のポータルサイトなどにも転載され、日中のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

中国のネットユーザーからは、「素晴らしいことだと思う」「中国人が嫌いなのは日本の戦犯であって、平和を愛する日本国民じゃない」「日本人は実は悪くない。悪いのは日本の政治家と右翼分子なんだ」「庶民はみんな純粋で善良だ」「中国人は保守的だから。ハグじゃなくて握手だったら全員がしたんじゃないかな」「平和を愛する人に国籍や民族は関係ない」などのコメントが寄せられた。

一方、日本のネットユーザーからは「感動しました」「自然に涙が出ました」「ハグにくる中国人はみんないい顔してる。国は違えど同じ人間だもんな」「やっぱりネットやテレビの情報を鵜呑みにしていたらダメ」「人と人との関係はこの動画と一緒。問題は国と国」といった声が寄せられた。(翻訳・編集/北田)