画像は「KPP BEST 初回限定盤」より

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 6月6日、きゃりーぱみゅぱみゅ(23)がTwitterに、シンガーソングライターの岡村靖幸(50)、ゲスの極み乙女。川谷絵音(27)を含めたメンバー全員と一緒に映った写真を投稿した一件が話題だ。きゃりーぱみゅぱみゅは4月にも川谷絵音との写真をTwitterにアップしてバッシングを受けたばかり。ベッキー(32)との不倫騒動は一応終息を迎えたものの、今も火種が残る中、なぜまた写真をアップしたのだろうか。

「今のきゃりーにとって、バッシングも注目を集める手段。つまりは炎上商法ではないか」

 と推測するのは、芸能プロ関係者だ。

「4月に発売したシングル『最&高』の週間ランキングは16位とふるわない。人気に陰りが見えてきた彼女は危機感を抱いたのでしょう、5月発売のベストアルバムを売るために立て続けに5本のバラエティ番組に出演しました。『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)では、全身黒タイツのモジモジ君に扮し落とし穴に落下、全身粉まみれになって身体を張りました。もうオシャレアーティスト売りは限界なんでしょうね。過去にもセカオワ深瀬と破局した際、暗号帽子をデザインして公開するなど、Twitterを使って定期的に話題を振りまいています。今回の川谷も、注目を集めたいがための行動でしょう」(前同)

■目立つ川谷絵音の稚拙さ

 一方、きゃりーと一緒に写真に映る川谷は、4月にアップされた表情乏しい顔とは打って変わり、満面の笑みでピースサインをしている。妻とは離婚し、ベッキーもテレビで謝罪。禊はすんだと言わんばかりだ。

「川谷は、不倫騒動が完全に収束したと思っているのでしょう。しかし、ベッキーがまだ復帰できていない状況でこんな写真をアップすれば、バッシングが再燃することは火を見るよりも明らか。わきが甘いというか、稚拙というか……。まあ、アーティストなので、いい作品さえ作っていれればファンは離れないと思っているんでしょうね。きゃりーほどの確信犯というワケではない、という印象はあります」(前同)

 作品さえよければ、スキャンダルなんて関係ない──奇しくも同席した岡村は覚せい剤事件で三度の逮捕を経て復活している。人気急降下の2人は岡村靖幸に見習うことが多そうだ。

文・海保真一(かいほ・しんいち)※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。