人気ラッパー20人超が集結。なぜか東京都主催のMCバトルに興奮した!【動画レポート】
 東京都選挙管理委員会が「18歳選挙権」周知のために斬新な特設サイト「TOHYO都」を開設しシュールな動画を公開したのが記憶に新しいところですが、6月4日と5日の2日間でさらなるイベントを開催。

 それが、東京・新宿ステーションスクエア(JR新宿駅東口)で無料開催されたラップバトルイベント『TOHYO CYPHER』です。お堅いイメージの東京都選挙管理委員会が“ラップバトル”ってどーいうコト!?

【参考記事】おバカすぎる東京都の動画を見て!「若者をなめてる」「よくやった」と賛否 http://joshi-spa.jp/522124

◆若者に向け、選挙年齢引き下げをラップでPR

 選挙権の最低年齢が18歳に引き下げられたとはいえ「投票ってそんな大事?」とイマイチ実感が沸いてない若者は多いはず。

 イベントでは、彼らになんとか関心を持ってもらおうとTV番組『フリースタイルダンジョン』にも出演中の般若やUZI、サイプレス上野やDOTAMA、KEN THE 390などの人気ラッパー20名以上が集結。「自分で行動、自分で投票」と吠えまくったわけです。
 選挙管理委員会事務局の担当者によれば「70年ぶりに施行された選挙権の年齢引き下げをこれまでの常識を覆す斬新な手法で周知したかった」とのこと。

 司会者で現役ラッパーのUZIさんが「ウェイヨー!」と会場を盛り上げ「俺がUZI、通すのは筋」というキメ台詞とともに司会進行。来場者が投票したワードを選出し、まずは投票サイファーが始まります!

⇒写真はこちら http://joshi-spa.jp/?attachment_id=529220

◆ラップにしてほしいワードを投票して、選挙体験を

 今回のイベント名にもなっている投票サイファー=「TOHYO CYPHER」とは何かというと、即興ラップのなかに入れてほしいワードを、来場者が投票用紙に記入して会場に用意された投票箱にイン。

 そう、ラッパーたちが即興でラップをする“サイファー”に、言葉を“投票して選出してもらう”ことで「楽しみながら選挙の疑似体験をしてもらおう」というわけです。

 来場者から投票されたワードは「アモーレ」「牛丼」「Supreme」など無茶ぶり過ぎるワードもあったけど、選ばれたワードを上手く挟みつつ、「選挙にいこう」のメッセージにつなげカッコ良くキメてました。

⇒【YouTube】TOHYO CYPHER http://youtu.be/GsOH8rIWt_0

http://youtu.be/GsOH8rIWt_0

◆ラッパーたちから、選挙に対する熱いメッセージも

 そしてTV番組の影響か一部でプチブームとなっているMCバトルも。MCバトルとは言葉の殴り合いで…と言っても「?」ですよね。

 たとえばLEON a.k.a獅子が「お前はピカイチじゃなくてイマイチ」とディスるとKiss Shotが「お前にあるの声量だけ、それで自信満々とかけっこうヤベえ」とディスり返して8小節4本勝負し、会場のお客の拍手の多さで勝敗を決めるというもの。

 ただの悪口を言い合うだけじゃなく「俺はこんな風に生きてきた! お前はどうだ!?」という互いの人生観のぶつけ合いのように深く聞こえる時もあったりで、マジカルバナナですら2ターン目でフリーズしそうな筆者的には、ただただ感心して見ていました。

⇒【YouTube】TOHYO CYPHER LEON a k a獅子、Kiss Shot http://youtu.be/AuuGQYiWOcE

 さらに、合間にはライブも開催。ACEがMCで「ひとつの行動が人生を左右する。どんな行動もムダじゃない」と訴えると会場の多くの若者が頷く姿も見られたり、KEN THE 390が「ラッパーでも真面目にこう言う奴がひとりいてもいい」と選挙に行くことの重要性を伝えたり。

⇒【YouTube】TOHYO CYPHER ACE http://youtu.be/o0KRRCeQ_bo

 そして6月4日のオオトリはカリスマ的人気を誇るラッパー、般若。完璧なパフォーマンスや目ヂカラの強さに圧倒的なオーラで観客を魅了していました。

「最高のイベントだけど一番悪いヤツは東京都じゃねえのか? ヒップホップはブレないから大丈夫だぜ」と、ブレない心を持つ大切さを叫ぶ般若。

⇒写真はこちら http://joshi-spa.jp/?attachment_id=529220

 最近、ヒップホップにハマりだした筆者的にはこのメンツのライブが無料とは豪華だったし、“サイファー”や“MCバトル”さらにライブまで見られたのには大満足だった……のはもちろん、この企画を通した東京都、上等サイコーでした!

<TEXT/カワイモモコ PHOTO/山川修一、カワイモモコ>