7日、中国で「高考」と呼ばれる全国統一入試が始まった。カンニングの厳罰化が決まってから初めての「高考」ということもあり、試験会場の監視の目も「史上最も厳しい」と伝えられている。

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2016年6月7日、中国で「高考」と呼ばれる全国大学統一入試(センター試験)が始まった。カンニングの厳罰化が決まってから初めての「高考」ということもあり、試験会場の監視の目も「史上最も厳しい」と伝えられている。

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教育部によると、今年の出願者は940万人となり、前年比で2万人減少。過去最低を記録した地域も少なくないという。出願者数は2008年に過去最高の1050万人となってから急速な減少を続けたものの、昨年は前年比で3万人増の942万人と増加に転じていた。今年は各地で減少傾向がみられ、北京市、遼寧省、江蘇省では過去最低を記録した。一方で、広西チワン族自治区、四川省、湖南省ではやや増加した。

また、毎年問題となるカンニングについても新たな対策が施された。昨年11月に施行された法律で、「法律が規定する国家試験でカンニングを行った場合は刑罰に処す」とされ、最高で7年の懲役刑が科せられる。さらに、今月から実施された新しい「教育法」では、違法に試験問題や答えを入手したり、カンニングの機材や資料を携帯または使用したり、替え玉受験を行ったりした場合には、3年間受験禁止の処分も科されるという。

厳罰化されてから初めての試験ということで、試験会場は厳戒態勢が敷かれた。教育部は「高考」を前に、繰り返し「誠意ある受験」を呼び掛けている。(翻訳・編集/北田)