7日、中国・内モンゴル自治区バヤンノール市の検察部門が殺人や詐欺で74人を起訴した事件が注目を集めており、ネットでもさまざまな反応が見られている。写真は新疆ウイグル自治区ウルムチ市の列車駅前の人だかり。

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2016年6月7日、中国・内モンゴル自治区バヤンノール市の検察部門が殺人や詐欺で74人を起訴した事件が注目を集めており、ネットでもさまざまな反応が見られている。

74人は山西省、陝西省、河北省、甘粛省、新疆ウイグル自治区、内モンゴル自治区で17人を相次ぎ殺害。犯行後、炭鉱事故で死亡したように偽装し賠償金をだまし取った。74人に対し検察側は殺人、詐欺、脅迫、偽装など複数の罪を問うとしている。

ネットでは容疑者を批判する声が聞かれているが、少し違った観点の意見も寄せられている。中国のネットユーザーは今回の事件に関して、「今回の事件はトウ小平の『白猫黒猫論(トウ小平が“白猫であれ黒猫であれ、ネズミを捕るのが良い猫だ”と発言したことに由来。経済発展のため生産力を第一に考えるトウ小平の姿勢を表している)』の産物であり、白猫黒猫論の劣悪な一面を浮き彫りにしている。国は庶民に起業を呼び掛け経済発展を促そうとしているが、商売をやりたいのに手元に資金がない者にどうしろと言うのだ。これでは犯罪を誘発してしまう。今の国の経済政策は思慮が浅すぎる」と経済発展第一の政策は偏っており、こうしたアンバランスな政策が犯罪を引き起こす原因にもなると指摘した。(翻訳・編集/内山)