6日、ドイツに留学していた中国人女性がレイプされ殺害された事件で、容疑者の男の両親が事件の捜査に関与していたとみられることが分かった。写真は犠牲となった李洋潔さん。

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2016年6月6日、ドイツに留学していた中国人女性がレイプされ殺害された事件で、容疑者の男の両親が事件の捜査に関与していたとみられることが分かった。

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ドイツのデッサウ市に留学していた李洋潔(リー・ヤンジエ)さんは、先月11日に行方が分からなくなった。2日後に、顔が判別できないほど傷つけられた女性の遺体が発見され、司法解剖の結果、遺体は李さんのものと判明した。その数日後に、遺体発見現場のすぐ近くに住む20歳の夫婦が警察に自首してきた。

現地メディアによると、夫婦のうちの男の母親は警察官、継父は同市の警察局長だったことから、捜査の行方に注目が集まっていた。デッサウ市のあるザクセン・アンハルト州の内政部長は今月5日、「捜査の過程をはっきりさせなければ、法治国家の信頼が揺らぎかねない」とし、同市警察局が持っていた捜査権限を州警察に移した。男の両親が個人的な動機で捜査に介入していることが疑われたからで、仮にそうであれば事件は一層複雑になる。

州から派遣された調査員が話を聞いたところ、地元の女性警官は男の両親が遺体発見の2日後、男と妻の家から袋を数個持ち出す様子を目撃したと証言した。一方、両親は事件発生後には家には出入りしていないと話している。また、自首した夫婦が被害者との関係性についてうその供述を行っていたことも判明している。(翻訳・編集/北田)