中国における日本製品の信奉ぶりは、「代購」という言葉の流行からも説明することができる。日本で日用品や雑貨品を仕入れ、それを中国のネット上で販売するという「代購」は、一部在日中国人の「職業」にもなっている。そしてこの「代購」という言葉、台湾でも用いられているのだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国における日本製品の信奉ぶりは、「代購」という言葉の流行からも説明することができる。日本で日用品や雑貨品を仕入れ、それを中国のネット上で販売するという「代購」は、一部在日中国人の「職業」にもなっている。そしてこの「代購」という言葉、台湾でも用いられているのだ。

 台湾のデータ分析メディア・網路温度計は3日、「日本で買わないと泣きを見る、10大『代購』商品」と題し、ネット上で話題になっている、日本で買うべき日用品トップ10を紹介する記事を掲載した。

 記事が紹介した、人気のある「代購」商品のトップ3は、1位からサーモスの保温マグ、パナソニックのマイナスイオンドライヤー、コーセーの雪肌精だった。そして4位以下のトップ10は、蒸気でアイマスク(花王)、アネッサパーフェクトUVアクアブースター(資生堂)、雪肌粋(コーセー)、じゃがポックル(ポテトファーム)、休息時間(ライオン)、イブクイック頭痛薬DX(エスエス製薬)、熱さまシート(小林製薬)となっている。

 ランキングはトップ30まで紹介されているが、全体的に化粧品と医薬品が大半を占めた。どうりでドラッグストアが大陸や台湾の観光客で賑わう訳である。ただその一方で、保温マグとドライヤーが化粧品・医薬品勢力を抑えてトップに立っており、その人気の高さが伺える結果になったとも言える。

 このランキング、実は大陸メディア・駆動之家も3日に転載しているのだが、その紹介ぶりが少々面白い。「なんと、普段最もよく見かける紙おむつが入っていない」と伝えているのである。網路温度計の記事では、紙おむつについて一切触れていない。このあたり、大陸と台湾のネットユーザーやメディア、「代購」従事者の間に存在する、趣向の相違を感じられはしないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)