6日、韓国のマンションのエレベーターに貼られた住民へのメッセージが賛否の声を呼んでいる。写真はソウル。

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2016年6月6日、韓国・国民日報によると、韓国のあるマンションのエレベーターに貼られた住民へのメッセージが賛否の声を呼んでいる。

6日、ネットユーザーがインターネット掲示板で紹介した貼り紙には、こうある。「ここに乗る大部分の子どもたちは、隣人の大人たちにあいさつしません。その理由は、教わったことはあるものの、見たことがないまま育ったからです」。子どものことを書いているが、お手本を示さない親や大人の礼儀のなさを指摘した小言だ。

韓国は日本と同様に核家族化が進み、単身世帯が増加している。何棟ものマンションが林立する大規模な「アパート団地」が形成された住宅地も多く、隣同士でも疎遠な人間関係は決して珍しくない。

記事によると、掲示板で紹介されたこのメモについて多くのネットユーザーが「大人が率先垂範すべき」と肯定的な反応を示したが、一部からは「大人だからってあいさつを強要するのか」との神経質な声も上がった。そしてこの記事にも、メモには否定的な反応のコメントが多数寄せられている。

「ただ静かに暮らすのが上策だと思う。できるだけ隣に迷惑を掛けないように注意しながらね」
「あいさつの言葉は親しくなってこそ出るものだよ」
「もちろん同じマンションに住んでたらあいさつした方がいいと思う。でもたまに、知ったふりをしてほしくない人もいるんだ」

「大人もやりたくないのを子どもがするわけない」
「仲良くなりたければ自分から先にあいさつすればいい話」
「子どもがきちんとあいさつしても、『うん』とすら答えない大人も多い」
「知り合いのふりをするのは面倒。お互い知らずに過ごすのが楽だよ」

「おせっかいの国だから、心の健康のためには言葉を交わさない方がいい」
「隣人でも、子どもが知らない人にあいさつするのは良くない。今は家の垣根もなく門を開け放していた朝鮮時代とは違うんだから」
「正しい言葉のようにも思えるけど、何せ社会が凶悪だからね」(翻訳・編集/吉金)