5日、韓国の領海内で違法操業していたとみられる中国漁船を、韓国の警察当局ではなく漁師らが自力で拿捕した。資料写真。

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2016年6月5日、韓国の領海内で違法操業していたとみられる中国漁船を、韓国の警察当局ではなく漁師らが自力で拿捕(だほ)した。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。

韓国仁川海洋警備安全署によると、5日午前5時23分、韓国と北朝鮮の境界に当たる北方限界線(NLL)の南方0.3カイリ(約560メートル)、韓国北東岸の島・延坪島の北方0.5カイリ(約930メートル)の位置に停泊していた中国漁船2隻を、延坪島の漁船5隻がロープを使い拿捕した。中国漁船にいた漁師11人は就寝中だったため、抵抗することなく延坪島に入港したという。

延坪島の漁船の船長の一人は、「明け方に延坪島の南側の漁場に向けて出港したが、延坪島の北側の海を真っ黒に埋めた100隻以上の中国漁船を目にし、瞬間的に怒りを覚え、漁師たちが集団行動に出た」と話している。

海警によると、拿捕現場はNLL南方の韓国領海だが、韓国漁船も操業や航海が禁じられている「NLL近隣海域」に当たる。そのため海警は、中国漁船と延坪島の漁船の両方に対し調べを進めている。

これについて、韓国のネットユーザーから次のようなコメントが寄せられた。

「国がやらないから義勇兵が立ち上がった」
「国を守った漁師たちを表彰し、銃や大砲を与えて海を守れるようにしよう」
「空といい海といい、中国は迷惑ばかりだ」

「悔しい。韓国の漁師は生態系を考慮してこれまで控えながら漁をしてきたのに、中国漁船が無断で入ってきてごっそり取り去っていくから相当頭に来たんだろう」
「頑張れ。国民皆が応援してるよ」
「これは正当防衛だね」

「海洋警備隊も海軍も恥を知れ」
「朴槿恵(パク・クネ)政府はなぜ中国に何も言えないんだろう」
「自国民保護すらできていないくせに、処罰だけはするつもり?」
「漁師たちに防衛費をあげて」(翻訳・編集/吉金)