5日、韓国の国立ソウル顕忠院にある朴正熙元大統領の墓碑を傷つけたとして、50代の男が警察に検挙された。資料写真。

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2016年6月5日、韓国・聯合ニュースなどによると、韓国の国立墓地「国立ソウル顕忠院」にある朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領の墓碑を傷つけたとして、50代の男が警察に検挙された。

警察によると、男は5日午後1時ごろ、ソウル市内の国立ソウル顕忠院で朴正熙元大統領の墓域前に建てられた墓碑を毀損(きそん)した疑いが持たれている。男は持参した白色のスプレーで墓碑の表面にバツ印を書き、顕忠院の警備隊に拘束された。警察の調べに対し「普段から朴元大統領に対して個人的な反感を持っていた」と供述している。

6月6日は韓国の戦没者を追悼する記念日「顕忠日」で、国立ソウル顕忠院では毎年大規模な追悼行事が行われる。事件はこの前日に起こった。また、朴正熙元大統領が現大統領・朴槿恵(パク・クネ)氏の実父であることから、政治家の中には事件を「朴槿恵大統領を狙ったテロ行為」と表現する声も。さらに、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「正義の市民賞を授与しよう」
「称賛したい」
「悪いものを悪いと言ったら罪になるの?」

「真の愛国者だ」
「日本の軍人が顕忠院に眠っていること自体が国の恥」
「21世紀の独立義士のような人だ。釈放を」

「右にしろ左にしろ、極端なのは精神病であり宗教と同じ。治療を受けた方がいい」
「ちょっと考えれば結果がどうなるかは明らかなのにね」
「理性が感情に勝るのが人間。感情が勝るのは獣だ」

「元大統領の誰を嫌おうが自由だけど、その不満で罪を犯す人間は法律で処理するのが正しいと思う」
「もうこの世にいない人の墓碑に落書きで捕まるとは、最も情けない人間だ」(翻訳・編集/吉金)