<南シナ海問題>台湾、太平島に弾薬4万発輸送へ  さらなる開発も示唆

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(台北 6日 中央社)馮世寛国防部長(国防相)は6日、立法院(国会)外交および国防委員会で、南シナ海南沙(スプラトリー)諸島の太平島に7月上旬までに弾薬4万発を輸送する計画を明らかにした。同島のさらなる開発も示唆している。

馮部長は、中国大陸の最近の動向について、沿海部での上陸演習や福建省へのミサイル部隊配備などで台湾への圧力を強めていると強調。また、かつて台湾と友好関係を築いていたガンビアとの国交を回復するなどし、国際社会での影響力も高めているとの認識を示した。

一方、釣魚台列島(日本名:尖閣諸島)や南シナ海の主権問題では平和的な解決を目指す立場を示したものの、南シナ海での勢力を拡大させる中国大陸に対して台湾は遅れを取っているとし、海岸巡防署(海上保安庁に相当)による太平島の開発を強化すると語った。

(謝佳珍/編集:齊藤啓介)