電気自動車って速いらしい ── という噂は電気自動車に乗ったことない人でもクルマ好きなら聞いたことはあるでしょうけれど、じゃあどのくらい速いかといえばそれを感覚で説明するのもまた難しい。

そこへ舞い込んできたのが「論より証拠。じゃあジムカーナでタイムを計ってみれば!」という日産自動車からのイベントへのお誘い。

それはやるしかないでしょ、白黒つけてやる!とばかりにやる気満々で出かけてきましたよ、クリッカー編集部も。

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ルールを簡単に説明すると、
・コースは1分弱でまわる特設ジムカーナコース
・まずガソリン車のノートで練習兼アタック3本
・続いてリーフで練習走行1本
・リーフでタイムアタック2本

これでリーフとノートのタイムアタックをしようというわけ。

 

電気自動車のリーフは、パワーが109ps、トルクは254Nm。そして車両重量は1480kg。
対するノートはスーパーチャージャー付のエンジンを搭載したグレードで98ps、142Nm、車両重量1090kg。

比べると最高出力はほぼ同じだけどリーフはトルクが2倍弱。だけど390kgも重い。
果たして予想どおりリーフは速いのか?

というわけで、タイムアタック開始。

多分リーフのほうが速いんだろうけど、もしノートのほうが速かったらそれも面白いかな……記事的には、とひそかに思っていたのはここだけの内緒。

日産さん、そんな気持ちでタイムアタックしてごめんなさい(笑)

しかし残念なことに、そんな企みはリーフでスタートした瞬間に打ち砕かれた。
速いぞリーフ。この加速の伸びは何なんだ……。

というわけで、結果を報告しましょう。

クリッカーチームの記録(ベストタイム)は、
ノート(ガソリン車):1分3秒05
リーフ(電気自動車):59秒96

おっ……(悔しいけど!?)リーフのほうが速い!!

リーフがゼロヨンで180SXに勝つCMは決してオーバーじゃなかったんだ!!(←というのまでは検証できてないですね今回は)

いずれにせよ、リーフが遅くない(むしろ速い)というのを身をもって体感できた今回のジムカーナ対決。

なにが凄いかって、モーターが湧き出すように発生する大トルクを生かした加速ですよ。

もちろん単純な加速も驚いたんだけど、エンジンと違ってパワーバンドがないから立ち上がりがとにかく鋭い。

ガソリン車と違ってシフトダウンの必要もなく、スタビリティコントロール(VDC)をオフにしてロールを残したままフル加速すると、簡単にタイヤスモークを上げちゃうんだから駆動力はたいしたもの。

文句なしに速いよこれは。

そしてもうひとつ。

単に速いっていうだけでなく「抜群に気持ちよかった」のも今回のジムカーナを通じて強く感じたこと。低重心によるコーナリングの安定感、そして鋭くスムーズな加速が生む爽快感がその理由。

電気自動車じゃモータースポーツはできない!? 誰だそんなことを言っているのは!?

ボクはもう口が裂けても言いませんよ、絶対。

またやりたいなあ。

(クリッカー編集部)

日産リーフでジムカーナ。390kg軽いノートと勝負して「あのCM」を証明!?(http://clicccar.com/2016/06/06/375772/)