優しい、従順、ぜひ結婚したい……と中国のメディア上でしばしば持てはやされる日本の女性。しかし、中国メディア・新華網が2日に掲載した評論記事は「現実はそうは甘くない」とし、日本人の妻を巡るイメージと実態とのギャップについて論じた。(イメージ写真提供:(C)coward_lion/123RF)

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 優しい、従順、ぜひ結婚したい……と中国のメディア上でしばしば持てはやされる日本の女性。しかし、中国メディア・新華網が2日に掲載した評論記事は「現実はそうは甘くない」とし、日本人の妻を巡るイメージと実態とのギャップについて論じた。

 記事は、日本の妻というと「良妻賢母」、「苦労に耐える」といった美辞麗句の形容にあふれているとしたうえで、「しかし、実際の状況はそれほどロマンティックではないようだ」と説明。現代の日本女性の姿は、かつての様子とは異なってきているとした。

 そして、景気の悪い今の日本では夫の収入だけでは心もとなく、多くの主婦が仕事に出ており、収入が夫を上回ることさえあると解説。また、保育園に子どもを送り届ける、複数の子どもをおんぶに抱っこしながら街を行くといった婦人を多く見かけるとし、「日本女性の強靭さには非常なる敬服を禁じ得ない」と評している。

 一方、中国人が往々にして日本社会に抱きがちな「男尊女卑」のイメージは現実とは異なり、「妻が家庭の財政権を掌握し、夫の小遣いはわずかである」と指摘。主婦たちの日常活動は自由かつ多彩であり、経済的な余裕も持っていることから、多くのショッピングセンターやフィットネス施設などが主婦向けのサービスや割引を実施していると説明した。

 また、夫が仕事している間は在宅時間が短く、妻との交流が少ない状況であり、夫が定年退職して家にいるようになると、家事もやらずに家で時間を持て余すようになり、妻から「粗大ごみ」扱いされるようになり、熟年離婚をするケースも出てくると紹介。一方で妻は、孤独を紛らわすために浮気をしたり、売春に手を出すことすらあると解説した。

 確かに、現代の日本における「妻」像は、記事が冒頭で示したような美辞麗句で全て表現できるものではなく、記事の指摘もおおむね当を得ていると言える。ただその一方で、夫や家族と仲睦まじく、特に夫とは強い信頼関係を築きつつ日々を過ごしている女性もたくさんいることを忘れてはいけない。夫婦がうまくやっていくために必要なのは、緊密なコミュニケーションに裏付けられた「絆」なのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)coward_lion/123RF)