【伝説誕生】日本語ラップの猛者約30人が街頭で「選挙に行こう」アピール【熱き2日間】/前編

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今アツい注目を浴びている日本語ラップの猛者、名手、モンスターが集結!!

ヒップホップイベント「TOHYO CYPHER」が、6月4日(土)と5日(日)の2日間、東京・新宿ステーションスクエアで無料開催されました。

 

このイベント、なんと東京都選挙管理委員会が主催する「18歳選挙権」の周知キャンペーン「TOHYO都」の一環として行われたもの。

 

イベントではライブや、サイファー(ラッパーたちが輪になって次々と即興ラップを披露すること)、MCバトルが次々と繰り広げられ、集まった観客、行き交う群衆たちを大きな熱狂の渦に巻き込みました。

 

 

 

登場したラッパーたちは総勢20組29名!

 

MCバトル人気に火をつけたテレビ番組「フリースタイルダンジョン」でもおなじみの般若やUZI、サイプレス上野、ACE、DOTAMA、MCニガリa.k.a赤い稲妻も登場!

それだけでなく、日本語ラップ界で「天才」といわれる鎮座DOPENESS、海外でも活躍するISH-ONE、最強フィメールラップユニットMaryJaneのライブなどもあり、初心者からツウまでが200%楽しめるラインナップ!!

これを企画した人は間違いなく日本のヒップホップシーンに精通した人に違いない……!!!!

 

この素晴らしいラインナップにふさわしく、まさに伝説といえる、語り継ぐべき2日間になりました!

では写真とともにじっくりと振り返っていきましょう!!

 

 

ウェイヨー!!!

もうテレビでもおなじみとなったUZIの掛け声でスタートしたこのイベント。

この先行われるサイファーでラッパーたちへのお題となるワードも、ここから投票スタート!

 

トップバッターとして登場したのは輪入道。

初っぱなからめちゃくちゃ熱のこもったフリースタイルで、観客を一気にステージに引き込んでくれました!

 

次は早速サイファーの時間。

観客のみなさんから投票されたワードをUZIが開票していきます。

ちなみにこの投票箱は選挙管理委員会からお借りした本物なんだとか!

 

「マイケル・ジャクソン」や「恋愛」など選ばれたワードを駆使して即興ラップを繰り広げる5人。

随所に「投票」や「選挙」などというワードも交えつつ巧みなテクニックで魅せてくれました!

(左からMCニガリa.k.a赤い稲妻、輪入道、ACE、CHARLES、PONY)

 

再びライブパートではDRAGON ONEの登場。

あの「フリースタイルダンジョン」最初の挑戦者だった彼は等身大のメッセージを観衆に伝えていく。

 

そしてお待ちかねのMCバトルタイム。

ステージに上った7人の中からくじ引きで選ばれたのは……

ACEと輪入道の2人!!

 

若い頃から切磋琢磨してきた2人だけにアツすぎるバトルでした。

 

個人的には、よくたまってたサイゼリヤで、輪入道がACEに驚いたエピソードがツボでした。ここには書けませんが……。

 

引き続きライブで本日の紅一点、CHARLESが登場。

その小さな体からは想像できないようなパワフルなラップを繰り出してくれました!!

 

そしてISH-ONEがNY仕込みのクールなラップを披露。

観衆たちを大人な雰囲気のHIPHOPに巻き込みます。

 

ここで、フリースタイルダンジョンでもニューモンスターに抜擢されたCHICO CARLITOが登場。

パワフルでスキルフルなラップを見せてくれます。

 

そして本日2回めのサイファータイム。

「トナカイ」や「ブロッコリー」などトリッキーなワードが選ばれていましたが、巧みなラップで軽々と乗り切ってくれました。

(左からISH-ONE、SALVADOR、ACE、CHICO CARLITO、KEN THE 390)

 

MCニガリa.k.a赤い稲妻とKISS SHOTの異色なコラボレーションライブは、ジャパニーズHIPHOPの多様化を表してくれました。

 

そして続くMCバトルでもまたまたKISS SHOTは選ばれ、高校生RAP選手権で優勝したLEON a.k.a獅子と対決することに。

 

勝利したのはKISS-SHOT。同世代対決を見事に制しました。

 

力強いラップとキャッチーなトラックで盛り上げてくれたACE。

この日はバトルにサイファーにライブと大活躍でした!

 

KEN THE 390は貫禄のステージング。

フリースタイルダンジョンでは審査員を務めていますが、そのスキルを存分に見せつけてくれました。

 

その後はCHICO CARLITO、MCニガリa.k.a赤い稲妻、そしてKOPERUをゲストとして呼びサプライズ的な豪華競演も!!

 

本日3回目のサイファーは若手を中心のメンバー構成。

「アモーレ」という時事ワードや「シュプリーム」といったブランドネームまでお題として飛び出した今回。

多少ムチャぶりも感じましたが、しっかり「選挙に行きましょう」という流れにまとめていたのはさすが。

(左からDRAGON ONE、KISS SHOT、輪入道、LEON a.k.a獅子、CHICO CARLITO)

 

 

さぁ、そしていよいよ本日のトリ。

フリースタイルダンジョンのラスボス、般若の登場です。

 

新曲やリミックス、そして名曲「人間発電所」まで、20分間の気合がみなぎりまくったパフォーマンスに、全員がひきつけられていました。

さすがすぎる風格でした……!!

 

 

初日からコンテンツ超盛りだくさんだったTOHYO CYPHER。

表現方法はいろいろありましたが、そこに共通していた想いはただひとつ。

 

「選挙や政治への関心を持ち続けることが大事」

 

これに尽きると思います。

 

 

この続き、2日目の様子はコチラ!

ぜひラストまで当日の様子をじっくりとお楽しみください!!