3日、韓国でこのところ女性が被害者となる凶悪事件が相次いでいることを受け、警察が男性対象に打ち出した勧告が物議を醸している。資料写真。

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2016年6月2日、韓国メディア・韓国経済によると、韓国でこのところ女性が被害者となる凶悪事件が相次いでいることを受け、警察が男性対象に打ち出した勧告が物議を醸している。

ソウル市内の一部の警察署が最近、各管内のマンション住民や宅配・出前配達員の男性に求めた内容とは、マンションのエレベーター内でマスクやヘルメットの着用を控えてほしいというもの。女性が襲われる事件が相次いでいることを受けて警察が独自に聞き取り調査を実施、女性たちが、マスクなどで顔を隠した見知らぬ男性とエレベーターに同乗することを最も恐れているとの事実を把握したためだ。警察署長の一人は「住民らの意見を聞き、女性らがエレベーター内でどれだけ大きな恐怖を感じているか分かった」とし、この措置が事件防止に役立つと述べた。

しかし、一日中バイクに乗りヘルメットをかぶる宅配業者や出前配達員からの不満の声は大きい。また、警察内部からも「大気汚染やインフルエンザなどでマスクを外せない男性もいるだろうに」など、行き過ぎた措置との指摘も上がっている。

これについて、韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられた。

「そんなことしてないで処罰を強化すべきだ。凶悪犯が町を歩いてるのに、安心なんてできるわけない」
「そのうち男は名札を付けて歩くことになる」
「大気汚染はサバとサムギョプサル(豚の三枚肉)のせい、今度はマスクにも責任を押し付けるのか」

「エレベーターに男性専用と女性専用を作ろう。それですっきりするよ」
「マスクをした男性と2人きりでエレベーターに乗るのが怖いのは事実だけど、韓国は問題の根本を解決せずに、いつもスイカの皮だけなめるような解決策ばかり。だからまた同じことが繰り返される」

「凶悪犯は額に烙印(らくいん)を押せばいい」
「最近は変な人が多いから、男同士でエレベーターに乗っても相手がマスクをしてると怖いよ」
「顔を隠してる人がみんな凶悪犯というわけではないが、凶悪犯は顔を隠している」
「マスクを外して乗ればいいだけなのに、なぜ不満が出るのかな」(翻訳・編集/吉金)