確認作業の多いトレーニングの中、小林祐はチーム戦術を刷り込ませながら、“どうやって目立つか”を常に考え、チャンスをうかがっている。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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[キリンカップ]日本代表-ボスニア・ヘルツェゴビナ代表
6月7日/市立吹田サッカースタジアム

 今回の代表活動も10日以上が過ぎ、初招集の小林祐希も「トレーニングとか、食事会場や宿舎での雰囲気とか、だいぶ慣れてきた」という。
 
 ピッチの中で言えば、「練習は確認作業が多いので。(自分の)良さというよりも、組織的になにをやっているかとかを考えながらやることのほうが多い」と、まだ自身の存在感をそこまで発揮できているわけではないようだ。
 
 とはいえ、このまま“大人しく”しているつもりはない。
 
「このチームの中でどうやって目立っていくかとか、どうやって自分の色を出すか。その出し方を、初日からずっとイメージしてきましたけど、だいぶ固まってきた。求められることだけをやっていても目立たないし、それなら俺じゃなくてもいい」
 
 チームの戦術を吸収しつつ、虎視眈々とアピールの機会を窺っている。
 
「“小林祐希じゃなきゃダメだ”、というプレーをしないと意味がない。それをどこでどう出すかは、だいぶ整理できたというのと、思い切ったプレーが必要だと思います」
 
 スタンバイはできている。あとはチャンスを待つだけだ。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)