待機児童の数だけじゃない!共働きママが住む場所を決める際のポイント3つ

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保活について書かれた匿名ブログをきっかけに、保育園の待機児童問題が注目を集めるようになりました。保育園の待機児童問題は、かなり以前から続いている問題ですが、今さらながら、保活に危機感をお持ちになった共働きのご夫婦は多いのではないでしょうか。

共働きで出産を控えている方や、この先の妊活を考えている方にとっては、気になる問題ですよね。現在住んでいる自治体の待機児童の多さに悩まれている方もいらっしゃるでしょう。

そんな保活、「少しでも待機児童の少ない市や区に住めば成功確率が上がる!」ということで、保活前に引っ越しをされる方も増えているようです。

といっても、子育ては長期間続くもの。保育園の待機児童の数にばかり目を奪われて、自治体によって異なる“子育て支援策”について調べておかないと、その後の子育てで、思わぬ苦労をすることもあります。

引越し後に「こんなはずじゃなかった!」とならない様に、今回は、自治体の子育て支援協議会委員を務めた経験のある筆者が、共働き夫婦が住む場所を考える際に確認しておいた方がいい点についてお伝えします。

 

■1:共働きだからこそ病児保育はチェック

「保活に成功して、希望の保育園へ入園できれば一安心!」と思いがちですが、共働きの夫婦が本当に大変になるのは、むしろ保育園へ入園してから。

入園後に待ち構えているのは、お子さんの風邪や感染症など、病気との闘いです。入園後しばらくの間は、頻繁に体調を崩して当たり前と考えていた方がいいでしょう。

そんなとき、夫婦のどちらかがいつも仕事を休めれば一番ですが、それは可能でしょうか? もし無理な場合に、自分たちの代わりに病気の子を看てくれる人、いつも頼れる親族の方などはいらっしゃいますか?

仕事も休めず、頼れる人もいない夫婦にとっては、自治体の病児保育、病後児保育などのサービスがあることは必須。住みたい自治体で、これらのサービスがどうなっているか調べておいた方がよいでしょう。

病児保育や病後児保育のサービスは、自治体によって差があり、施設の数や受け入れ人数はずいぶん違います。家の近くに無かったり、受け入れ人数が他の自治体より極端に少なかったりすれば、なかなか利用できない可能性も出てきます。

民間の病児保育訪問サービスも、最近とても人気がありますね。ですが、こちらも利用できるエリアは限られています。利用したいのであれば、引っ越し先の地域が利用できるエリアかどうか、事前にチェックしておきましょう。

共働き家庭にとって、子どもが病気のときに利用できるサービスは複数あることが理想的ですが、最低1つでも利用できるサービスがあることを確認しておきたいところです。何も利用できないと、保育園へ入園できたとしても、いずれ仕事を継続するのが難しくなるかもしれません。

 

■2:学童保育はどうなっているか

保育園を卒園した後は、学童保育を利用する方も多いでしょう。この学童保育も、自治体によってかなり事情が異なるものです。

学童保育も、待機児童が多い自治体から少ない自治体まで、さまざまです。待機児童が多くて入りにくい場合には、その地域にある民間の学童保育についても調べておいた方がいいでしょう。

また、待機児童がゼロという自治体では、昔ながらの学童保育ではなく、いわゆる“放課後子ども教室”的なものに移行している場合があります。

“放課後子ども教室”の多くは、親の就労状況などに関わらず利用できたり、利用が無料だったりなどと気軽に利用しやすいですが、おやつが無かったり指導員が有資格者ではなかったりと、学童保育との違いもみられます。

どちらも一長一短で、単純に良し悪しが決められるものではありませんが、親がイメージしていた放課後の過ごし方と違うと、いわゆる“小1の壁”を上手に超えられないことも。仕事を続けにくくなる可能性も出てきます。事前に調べておいた方がいいでしょう。

 

■3:児童館はあって使えるか?

多くの小学生が放課後の居場所として利用している児童館。職員が常駐している上、雨の日でも遊べますから、あると便利ですよね。この児童館も、自治体によって事情が異なります。

そもそも児童館の数の多い自治体もあれば、少ない自治体もあります。また最近では、利用できるのが未就学児に限定されている自治体もあります。

小学生の放課後の居場所に関する考え方は、自治体によってかなり違うものです。「児童館のような安全で便利な場所が必須」とお考えの場合は、徒歩圏内に児童館があるのか、誰が利用できるのか、といったことも調べておいた方がいいでしょう。

 

以上、いかがでしたか? 住み始めて「隣の市に利用したいサービスがあるのに、自分の市にはそのサービスが無くて使えなかった」などということが判明してしまったら、がっかりですよね。

保活中は、保育園入園後や小学校入学後の生活までは、なかなかイメージしづらいと思いますが、“共働き子育て”を長く続けるには、さまざまなサポートは欠かせないものです。両立が難しくなってまた引越しするのでは大変ですから、住みたいと思っている自治体の子育て支援策はしっかりと確認しておいてくださいね。

(ライター 川口沙織)

 

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