2日、シンガポール華字紙・聯合早報が「中国のイメージを最も下げるのは観光客による“小さなマナー違反”だ」と指摘する記事を掲載した。写真はマナー遵守を呼び掛ける案内板。

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2016年6月2日、シンガポール華字紙・聯合早報が「中国のイメージを最も下げるのは観光客による“小さなマナー違反”だ」と指摘する記事を掲載した。

中国人観光客の数は急激に増えているが、この一方で一部の人によるマナー違反が問題視されている。中国国家旅遊局は人々の意識向上に向け、昨年5月に新たな規定を施行、マナー違反を犯した観光客をブラックリストに入れるという措置を打ち出した。これまでのところ旅遊局の公式サイトには18人の名が挙げられている。

ただ、18人がブラックリスト入りした理由は暴力行為や観光地に設置されている彫像に上っての写真撮影など重大な違反行為がほとんどだ。禁煙スペースでの喫煙やごみのポイ捨て、たん吐きや大声で騒ぐといった行為は周囲の反感を買うものの、リストには入っていない。しかし実際のところ、他人をうんざりさせる上、中国のイメージをひどく傷つけるのはこのような“小さなマナー違反”だ。観光当局は重大な違反行為に対する監督を強化しているが、これと同時に小さなマナー違反を見逃してはならない。また、観光地だけに目を向けるのではなく日常にまで視野を広げ、基本的な公共マナーの育成を目指すべきだ。(翻訳・編集/野谷)