1日、韓国で子連れ客の入店を制限する「ノーキッズゾーン」を設置する店舗が増え、子どもを持つ主婦たちを中心に反発が激化している。資料写真。

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2016年6月1日、韓国・朝鮮日報によると、韓国で最近、子連れ客の入店を制限する「ノーキッズゾーン」を設置する店舗が増え、子どもを持つ主婦たちを中心に反発が激化している。

韓国で子連れ客のマナーなどの問題から入店を制限する飲食店やカフェが年々増えているが、反発の声も多い。全国10カ所の店舗を調査したところ、7カ所が「ノーキッズゾーン設置後、顧客の抗議を受けた」と答えた。

慶尚北道のあるオープンカフェでは、店内を子どもたちが大声で走り回るなどの行為に抗議が殺到したため、13歳以下の子どもの出入りを禁止したところ、後日SNS上で誹謗・中傷の書き込みが続出した。また、ソウルのある中華料理店でも、悪質なデマや強引なキャンセルなど、一部の客による反発運動に悩まされている。

しかし、主婦らは「年齢が幼いというだけで出入り禁止にするのは明らかな差別」と主張しており、「子どもを一人家に置いて出かけられないのに、約束があっても家にいろというのか」「少子化問題が深刻なのに、子どもを産まないことを助長しているようなもの」といった声が上がるなど、真っ向から反発している。

京畿研究院が今年2月に道民1000人を対象に「ノーキッズゾーン」に関するアンケートを実施したところ、「事業主の営業上の自由」が44.4%、「そうではない」が22.8%という結果になった。一方で、「過剰な措置」と答えた人が46.6%と、「そうではない」の23.4%を上回っている。韓国社会問題研究院のヒョン・テクス院長は、「混雑する時間帯だけ一時的に子どもの入店を制限するなど、妥協点を見出さなければならない」と指摘している。

これを受け、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「(母親たちは)駆け回って騒ぐ子どもたちの管理もできないくせに、何勝手なことを言っているのか」
「自分の子がかわいいのは分かるけど、公共の場でしっかり管理できないのなら連れて来ない方がいい」

「店にあれこれ言う時間があるなら、子どもたちに公共の場でのマナーを教えるべき。間違った家庭教育がこういった問題を引き起こすとは考えないのだろうか?」
「同じ子を持つ母親として情けない。その調子だと『親が親なら子も子』になっちゃうよ」

「私は子どもたちがうるさく騒ぐ所より静かな『ノーキッズゾーン』を探す」
「うるさい子がいる母親はキッズカフェに行ってください!」
「私も母親だけど『ノーキッズゾーン』に賛成。子どもをきちんと見られないのなら、家で宅配でも頼みましょう」

「日本では『他人に迷惑をかけない人になりなさい』と教えるというが、最近の韓国の母親たちは『堂々とした人になりなさい』と自由にさせる人が多い」(翻訳・編集/松村)