向き合いたくない親の老化「認知症」を早期に見つけたらやるべき事4つ

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高齢化が進む中、これから患者数が増え続けると言われている病気が、認知症です。2025年には、高齢者の5人に1人が認知症になると言われています。他人ことではありませんよ!

もし自分の親が認知症になったとしたら、家族でどうやってケアをしていくのか、どのように生活環境が変わっていくのか、早めの対応が必要です。

今回は、筆者の体験と実際に医療機関で教えてもらったことを参考に、自分の親が認知症になった時にやるべきこと4つをご紹介したいと思います。

 

■1:ただの物忘れ? 早期発見が大切

久しぶりに実家に帰って親と話していて、「最近物忘れが多いけど、歳だからしょうがない」と軽く流していませんか? もしかしたら、認知症の症状が出始めているかもしれませんよ! 身近にいる人がまず、老化現象なのか認知症なのか気づくことが大切です。

両親が近くに住んでいて、頻繁に会うことができたら気がつきやすいと思うのですが、遠くに住んでいてあまり会えない場合でも、電話で話す内容などで気がつくことができると思います。

最近はよく、区の施設や医療機関に認知症チェックリストが置いてありますので、それをうまく活用して「なんだか最近、行動や言動が怪しいな」と思ったらチェックするようにしましょう。

早期に発見して治療をしたら治る場合もありますし、一時的な症状の可能性も。あるいは、症状の進行を遅らせることもできます。

そして早く気づくことで、今後の準備をすることができ、結果的にはケアをする人が楽になります。

 

■2:早めに治療を始めましょう

認知症だと思ったら、早めに医療機関へ相談に行きましょう。認知症の診察を行っている医療機関というのがあり、自分の地域のお医者さん探しから始まります。地域によっては、予約を取るのに随分待つ場合もあるので、早めに予約しておくといいでしょう。

ただし、本人が嫌がった場合に、無理に病院へ連れて行ってしまうと症状が悪化してしまう場合があります。その時は病院ではなく、地域の高齢者をサポートしてくれる施設に相談してみましょう。若ければ若いほど、そして症状が軽い時ほど、本人が行きたがらないケースが多いようです。

 

■3:生活を見直してみる

認知症になると、場所がわからなくなったり、今までできていたことができなくなったりして生活環境が大きく変わります。最近、ニュースで高齢者の運転中の事故も多く報道されていますよね。もし、まだ車やバイクの運転をしていたら事故を起こしてしまう前に、運転することを辞めておきましょう。

ちなみに運転免許証を自主的に返納すると、地域によって内容は異なりますが、バスやタクシーの割引など様々な特典を得ることができます。そして免許証は、身分証明書として引き続き利用できるので安心してください。

 

■4:周りの人にも協力してもらう

足腰が元気で認知症になった場合は、一人で出かけて帰る家がわからなくなってしまったり、近所を徘徊したりする可能性があります。居場所がわかればいいのですが、見つからなかったら大変です。徘徊癖が出て来たら、近所の人に声をかけてもらうようにするなど対策をとりましょう。

親が認知症になったことを他の人に話すことに、はじめは抵抗があるかもしれません。しかし、自分一人で介護をしようと思うと、とても大変です。ぜひ、周りの人に協力してもらいながら生活していきましょう。

徘徊癖が出てきたら、衣類や靴、持ち物に名前と連絡先を書いておくことをお勧めします。通りすがりの人が、徘徊していることに気がついてくれた時に、連絡先がわかると安心です。

筆者の父も迷子になった時に、“携帯電話を持っているから大丈夫だろう”と思っていたら、電話に出る本人がいる場所がわからないので、大変な思いをしました。

その時は結局、父の近くを通りかかった人に電話に出て頂いてなんとか無事に保護することができましたが、いつも携帯電話を持って出かけているわけではないので、注意が必要です。

 

■認知症になる前に予防をしておこう

年齢に関係なく、認知症は誰でもかかる可能性がある身近な病気です。日頃から予防対策をしておくと安心です。生活習慣病は、認知症になる確率を高くするので食事内容を和食中心に変えることや、適度な運動をお勧めします。

そして脳の体操に、簡単な計算をしたりクロスワードを解いてみたり、塗り絵をしたり字を書く等、手先を動かすことも大切です。早寝早起きをして十分な睡眠をとって、規則正しい生活習慣を身につけるようにしましょう。

 

いかがでしたでしょうか? 「まさか自分の親は大丈夫だろう」と思っていても、認知症は突然やってきます。一番多いパターンが、お互い認めたくなくて、“ただの老化現象だろう”と済ませてしまうケース。でもそれが一番怖いのです!

早く気がつくことができたら、その日から治療を始めることができるので、変化に気がつくようにアンテナを張っておきましょう。

そして、脳梗塞や糖尿病と合併して症状が出る場合もあるので、その場合は病状をみながらお医者さんに薬や治療の相談をしていきましょう。

認知症は、本人も家族も不安な気持ちになることが多い病気です。自分たちだけで、サポートすることが大変になる前に、お住いの地域の利用できる公的機関を調べて、うまく活用していきましょう。

(ライター やまさきけいこ)

 

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