3日、新華網は中国では「良妻賢母」と見なされることの多い日本人妻のイメージが今や実態とは大分かけ離れているとする記事を掲載した。

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2016年6月3日、新華網は、中国では「良妻賢母」と見なされることの多い日本人妻のイメージが今や実態とは大分かけ離れているとする記事を掲載した。

記事はまず、日本人女性はかつて結婚後には「専業主婦」となって専ら家庭に入り夫と家族を支える存在になるケースが多かったが、今では不景気により夫の稼ぎだけでは生活できず、妻も家事をこなすだけではなく、夫と同様働きに出るようになっていると指摘。そして街中では毎朝自転車の前と後ろに子供を乗せ、さらに抱っこひもで幼児をおんぶしながら保育園へ向かうような苦労をいとわない主婦もよく見かけると論じた。

次に、日本には確かに男尊女卑の風潮があるものの、家庭の財布のひもは主婦が握っていると指摘。不景気で会社に給料を減らされた後、毎月のお小遣いも減り、お昼には一番安い牛丼かファストフードしか食べられなくなっている会社員がいる一方で、妻は主婦友達とよく高級ランチを食べに出かけているというネットユーザーのコメントを紹介した。このネットユーザーは独身の友達にしばしば「結婚=人生の終わり」と語っているという。

また、記事はこっそりとへそくりをする主婦や韓流スターの追っかけで家事を顧みない主婦がいるだけでなく、夫の学歴や収入の「自慢話」や「他人の悪口」を平気でするお金持ちの主婦も多いという状況を挙げ、日本社会の主婦に対する評価は以前と比べて高くはなくなっていると論じた。

こうした状況に加え、近年日本では「熟年離婚」も増えていると主張。2005年には同名のテレビドラマが大ヒットし、流行語にもなった。2007年以降は制度変更で離婚時には夫婦の年金分割により、妻も自分の年金として直接支払いが受けられるようになった。これにより、離婚後の生活に一定の保障ができた女性たちは、かつてのようにいつまでも主婦として夫の下に甘んじる必要がなくなり、離婚という選択肢を選べるようになったという。

記事はさらに、日本の主婦の貞操観念は中国のそれと比べるとゆるいと論じ、2014年に放送されてやはり大ヒットしたテレビドラマ「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」に見られるような夫のいなくなった平日昼間に不倫をする主婦たちの存在について指摘した。そして、日本の主婦が不倫をする理由としては、金銭的な事情よりも寂しさを紛らわすためのことも多いとした。一方、主婦たちは少なからずやはり金銭的な理由で「人妻」として売春をしたり、風俗店で働いたりしている状況もあると報告した。(翻訳・編集/矢野研介)