Inc.:ビジネスリーダーがめったに口にしない疑問があります。それはこういったものです、



なぜ、社員の勤怠管理をするのか?
それよりも、社員の仕事量を買い取る契約を結べばいいのではないか?
本社を構える理由は何だろう? それは、会社を大きく見せるためだけのエゴではないか?
社員に2時間もかけて通勤させる価値はあるのだろうか?
社員が同僚の給料、同業他社の社員の給料、会社の収益の3つを知っているなら、自分で給料を決めればいいのではないか?
リーダーが留任すべきかどうか、部下が評価したらどうだろう?
英知を最大限に高めるには、どのようなビジネスを展開したらいいだろうか?


このような疑問が起業家やリーダーの口から発せられることはほとんどありません。しかし、2億ドル超のブラジル企業「Semco Partners」のCEOであるRicardo Semler氏は、その魅力的なTEDxトークにおいて、これらの質問にすべて答えています。これを見ると、ロケット推進システムなどの複雑なセクターにおいて、数千人の社員を持つ同社がいかにしてルールなし(そして人事担当者はたったの1人)で経営しているのかを知ることができます。

同社が30年間実験を続けてきたラディカルな職場民主主義の基本的な青写真は、1つのシンプルな疑問に集約されます。


いつ出社するか、何を着るか、会議への参加の仕方などを定めた、全寮制学校みたいな面をすべて捨てたら、何が残るだろう?


答えを一言で表現するなら、それはユニークなビジネス戦略です。もっと長い答えを知りたければ、トークを観てください(日本語字幕あり)。また、このアプローチが同社に与えた影響についてもっと詳しく知りたければ、「Inc.」のChuck Blakeman氏の記事(英語)をお読みください。「Harvard Business Review」のこちらの記事(英語)もオススメです。


How This CEO Runs a $240 Million Business With Basically No Rules | Inc.

Jessica Stillman(訳:堀込泰三)

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