林全・行政院長

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(台北 4日 中央社)林全・行政院長(首相)は3日夜、同日の立法院(国会)質疑で行った、台湾の元慰安婦の中に「志願した人もいれば、強制された人もいた可能性がある」とした発言に関して、関係者を傷つけかねないなどとして謝罪を表明した。

林氏は謝罪の直前、発言の補足として、大部分の慰安婦は強制されたものだと信じているとした上で、志願した人についても、背景には経済的に弱いことや女性への抑圧があったはずだと説明。国家が人権を傷つけた歴史の悲劇だとして、日本側と積極的に交渉し、正義を取り戻すと強調していた。

林氏は、謝罪文の中で、いかなる状況であっても、女性の心身や尊厳が、当局の暴力や社会構造によって傷つけられるようなことがあってはならないと述べている。

(唐佩君、温貴香/編集:杉野浩司)