2013年の東京モーターショーでワールドプレミアされたIDxコンセプト。510ブルーバードを彷彿させるレトロなスタイリングとコンパクトサイズのFR車はポストシルビアと言われ注目の的となりました。

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一時は市販化決定!と言われていたIDxですが、2015年の東京モーターショーではIDxの市販モデルの出展はなく、市販化の進行状況は不明です。

そんなタイミングでドリフト御用達として人気のFR車、日産シルビアの最終モデルS15型(1999年〜2002年)の中古車が値上がり傾向となっています。

中古車検索サイトカーセンサーnetによると、掲載台数は330台前後、平均走行距離も9万3000kmと目立った動きがないにも関わらず、平均価格は3月の末に110万円と最近の最安値を記録して以降再び値上がりしはじめ、現在では116万円まで平均価格は値上がりしています。

S15型シルビアは2L直4DOHCエンジンを搭載したスペックSと2L直4DOHCターボエンジンを搭載したスペックRの2種類のグレードがあります。中古車の比率は1:2でターボエンジンを搭載したスペックRのほうが多いのが特徴です。

S15シルビアの中古車が値上がりは中古車の約63%を占めるスペックRが値上がりした影響によるものです。

中古車の中にはチューニングを施した新車時価格以上のプライスを付ける中古車もありますが、数は少ないながらもノーマル車も流通しています。

このようなノーマル車も段々と少なくなっていくので、手に入れるなら急ぐべきです。

同じFRクーペでは2012年に登場したトヨタ86/スバルBRZの中古車も多く出回るようになり、S15型シルビアと価格がクロスオーバーしてきました。

86やBRZの中古車の平均価格は値落ちしているにも関わらずS15型シルビアは値上がりしています。これは漫画やD1などの影響、そしてハイパワーのターボ車、さらに豊富なアフターパーツが販売されているという3つが理由のようです。

S15型シルビアは値上がりしていますが、先代となるS14型シルビアの平均価格は横這い、そしてS13シルビアは値落ちと各世代でバラバラな動きとなっています。

しかし、S14型シルビアよりも年式の古いS13シルビアの中古車は平均価格で20万円も高いのは正直驚きです。

またS15型シルビアにはNAエンジンを搭載したオーテックバージョンと電動開閉式ルーフを採用したヴァリエッタというオーテックジャパンが製造したモデルがあります。オーテックバージョンは横這いで目立った動きはありませんが、4シーターオープンカーのヴァリエッタは全国で10台しか流通しておらず、しかもこの1カ月は平均価格が6万円も値上がりしています。

毎年秋に開催されるオーテック里帰りミーティングにシルビアで参加したい人も早めのチェックが必要です。

(萩原文博)

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