子どもを成長させる家族旅行「旅育」で失敗しないコツ4つ

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「かわいい子には旅をさせよ」と言いますが、あなたはお子さんに、良い旅を経験させてあげた事はありますか? 「必要なのかもしれないけど、今のご時世、子どもだけで行かせるのは危ないわよね」と思ったり。

いえいえ、何も“子どもが一人旅する事”だけが、重要とは限りません! 家族旅行の中でも、工夫次第で、いくらでも成長出来るのです。

旅で子どもの成長を育む“旅育メソッド”を発表している旅行ジャーナリスト・村田和子さんによると、旅には”子どもが成長できるメリット”が沢山あるのだとか。

ただ、うまくやれば子どもの興味の幅を大きく広げられる“旅育”ですが、ポイントを外してしまうと、効果が出にくいそう。

そこで今回は、『AERA with Kids 特別編集 あの人の子育てがすごい!』に掲載されていた村田さんのお話を参考に、筆者自身の体験も交えて、『旅育』での注意ポイントをお伝えしましょう。

うまくやれば、子どもの興味の幅を大きく広げられる“旅育”。しかし、ポイントを外してしまうと、効果が出にくいそうなのです。

今回は、『AERA with Kids 特別編集 あの人の子育てがすごい!』に掲載されていた村田さんのお話を参考に、筆者自身の体験も交えて、『旅育』での注意ポイントをお伝えしましょう。

 

■“旅育”とは?

そもそも、“旅育”とは何でしょうか?

その定義は、「子どもの成長に効果をもたらすような体験型家族旅行」のことだそうです。

例えば、旅先で出会う人とのコミュニケーションを通して、多様な価値観に触れ、社会性が身に付く、旅を通して土地の特産品や歴史を知る事は、“歴史”や“地理”と直結する、自然や知らない生き物と触れる事で、理科はもちろん、探求心や知る事の楽しさに繋がり、学びのモチベーションアップに繋がる、などなど。

旅行を、”単なる楽しみだけ”では終わらせずに上述の様な、子どもにとって有益なものにしてあげようというのが“旅育”なのです。

 

■親が関われるのは、3〜9歳まで

「でも、まだ子どもが小さいし、追々やっていこうかな……」という方。残念ながら、これではNGです!

村田さんによると、親が積極的に“旅育”に関われるのは、3〜9歳位まで。この時期が、子どもの脳が最も発達する期間で、10歳を超えると、自我が芽生え、自身の知識も増えてくるので、親が主導で教えるのが、どんどん難しくなっていくとのことです。

つまり、親主導でガッチリ取り組んでいくのに最適な時期は限られているのです。因みに、10歳以降は、地元ボランティアガイドや専門家等に、親子一緒に学ぶという姿勢がお勧めだそうです。

では次に、具体的なポイントをお伝えしていきましょう。

 

■1:役割を決め積極的に旅に参加させる

旅では、子どもに何か”役割”を与えてあげましょう。そうする事で、子どもの責任感がアップします。大袈裟な事でなく、例えば、”一緒に荷造りさせる”など簡単な事でもOK! ある程度話せる年齢なら、旅先で見たいものを事前に選ばせて、実際に、そこのナビゲートをさせてあげるのも良いかもしれません。

要は、ただ漫然と連れられて行くのではなく、多少なりとも自分で考えて行動させる事が大事だということ。内容は、子どもの年齢や特性などに合わせて、都度決めましょう。

因みに筆者は、3歳の娘に”何を持っていきたいか、何故それが必要か(必要ないか)”といった会話をしながら、パッキングするようにしています。無理なく出来そうな役割を与え、子どもがそれを出来たら、よく褒めてあげて、楽しませながら取り組むのが良いでしょう。

 

■2:旅先では子どもと離れる時間も大事

旅先では親子でずっと一緒にいるよりも、子どもと離れる時間を作り出してあげる事も大切です。これは、子どもに非日常を体験させる上で重要なのだそう。

手段は様々ですが、例えば、子ども向けの体験プログラムに参加させるのもありです。筆者は、子どもに積極的にキッズプログラムに参加させるようにしています。特に海外の場合、他の国の子どもとの交流の場にもなるので、プチ国際交流が体験出来るのもメリット。

村田さんによると、旅先の非日常空間で体験した事を、親に一生懸命伝えようと試行錯誤する事で、表現力や思考力が鍛えられるのだそうです。行き先にもよりますが、子ども用プログラムは多種多様なので、旅先を選ぶ際に、それも魅力的かどうかを視野に入れても良いかもしれません。

 

■3:本物に多く触れさせる

インターネットが発達している今、良く悪くも、子ども達は様々な情報にさらされています。でも、知識はあっても、”本物”に触れる機会が少なく、頭でっかちになってしまっている子も少なくありません。

旅は、”本物”に触れる絶好の機会。例えば、写真や動画では見たことのある”海”。実際に波に触れて、身体を浸からせれば、波の引き寄せの力に驚いたり、水平線の向こうには何があるのかを想像したり、情報だけでは得られない生のパワーに、驚きと感動を覚えるはずです。

”本物”を見て初めて分かる事も少なくありませんが、そこでまた湧いてくる新たな疑問が、”もっと知りたい”という関心や好奇心に繋がっていくのです。自然だけでなく、美術館で絵や彫刻を鑑賞、交通博物館などで、古い、または最新の電車や車等に触れるのも貴重な体験です。”本物”に沢山触れさせてあげましょう。

そして最後に、一番重要なのが、親自身が楽しめているか、親も一緒に楽しみながら、”子どものお手本”になれているかがポイントです。親が、挨拶やマナーを実践するのは勿論、トラブルの時も、どう対応するかを、子どもはよく見ています。

そして何よりも、親自身が楽しんでいないと、”旅の楽しさ”が、子どもに伝わりません。親自身も、子どもと一緒に、発見、体験をフルに楽しみましょう。

 

いかがでしたか?

旅が終わったら、その想い出を、アルバムや自由研究などにまとめるなどして、”形”に残しましょう。こうする事で、その時の感動や思いを追体験出来るので、”旅育”効果をグッと高められます。この夏は、親も一緒に”学びと発見”の旅に出ましょう!

(ライター 秦野理恵)

 

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【参考】

※ 『AERA with Kids 特別編集 あの人の子育てがすごい!』(2015年11月、朝日新聞出版)

 

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