1961年から71年まで約10年間販売されたW111以来、44年ぶりとなる「ラグジュアリー4シーターオープン」。メルセデス・ベンツの4シーターオープンは、Eクラスにカブリオレが設定されていますが、Sクラスとなると半世紀近い年月が経っていたわけです。

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SLでも十分過ぎるほどのインパクトですし、コンパクトなSLCもスポーティな雰囲気が増していますが、Sクラス カブリオレの存在感はまさに別格。

全長5044×全幅1913×全高1430mm(欧州参考値)という巨体は、どこから眺めても「オープン」とは思えないほどのボディマスの大きさが際立っています。

しかし、流麗なサイドビューは、オープン時にはスッキリとした眺めで「アコースティックソフトトップ」と呼ばれる幌を閉じた状態のリヤビューは非常にエレガント。

その大きさからあくまで「迫力満点」という印象は逃れられませんが、曲線も巧みに盛り込まれていることから、このクラスのオープンに欠かせない優雅なムードも感じさせます。

ソフトトップは3層構造で、50km/h以下なら走行中でも約20秒で開閉可能と、大きさの割に素早く開け閉めが可能で、閉める際はトランク内で自動的に展開されるラゲッジカバーに格納されるそう。

「アコースティックソフトトップ」は、ブラック、ブルー、ダークレッドがあり、ボディカラーにより組み合わせられます。

インテリアが醸し出す優美でゴージャスな雰囲気は外観以上かもしれません。

とくに、AMG専用「dssignoエクスクルーシブナッパレザー」に、海洋船をイメージしたというディープシーブルーとポーセレンの組み合わせを含む、セクシーなインテリア3色を用意。

パワートレーンは、「S 550」向けの4.7L V8ツインターボ+9AT(455ps/700Nm)、「S 63 4 MATIC」系の5.5L V8ツインターボ+7AT(585ps/900Nm)、「S 65」に搭載される6.0LのV12ツインターボ+7AT(630Nm/1000Nm)という3本立てで、「S 550」と「S 65」がFR、「S 63 4MATIC」系が「4MATIC」の車名どおり4WDとなっています。

価格は「S 550カブリオレ」が2145万円、「メルセデス AMG S 63 4MATIC カブリオレ」が2750万円、「メルセデス AMG S 65 カブリオレ」が3417万円、限定車の「メルセデス AMG S 63 4MATIC カブリオレ Edition 130」が3251万円です。

(文/塚田勝弘・写真/小林和久、塚田勝弘)

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