バナナの葉の皿でおもてなし【根本きこの島ごはん】

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子どもたちが通う牧場に、アメリカとオランダからお客様がふたり。牧場の馬場の隣にあるビニールハウスで歓迎会がありました。
ここ沖縄、連日30℃の真夏日でありますが、ビニールハウス!笑。温室にはバラが咲き乱れ、ブーゲンビリヤやかずらの類がここかしこに鮮やかな色彩を放っています。いやー、ビールがおいしいこと。

わたしは当日、ケータリング担当でした。
お皿はバナナの葉。こねないぱんは4種類。プレーン、レーズン、麻炭&黒胡麻、アーサ。島豆腐のディップと、セミドライトマトのオイル漬け、粒胡椒の塩漬け。
メインは自家製ロースハムです。塩漬けにした豚肉をソミュール液(玉ねぎや人参、しょうが、スパイスなどの液に漬け込む)に漬け込んで1週間、水洗いした豚肉をディハイドレーター(食品乾燥機)にかけた後、燻製します。燻製時間はほんの数分。スモーキーなフレーバーを添える、くらいでしょうか。
うすーく切って召し上がれ。

だいたい1キロの肉のかたまりをハムにすると800gくらいに目減りします。水分が抜けて、味がぎゅっとするのですね。でも、一般に多く出回っている市販の ハムは、1.5キロくらいに増加します。
なぜならば、添加物を加えるからです。水にたんぱく質を混ぜたものや、保存料、着色料......などなど、魔法のように肉が増えます。こういうのは、作ってみるとよーくわかります。
パン&ハムに続くは、もちろん(?)、テンプーラとスシ。
天ぷらはアーサ&島らっきょ、ドラゴンフルーツのつぼみを揚げました。
すしは、ちらし寿司です。アボガド、海ぶどう、オオタニワタリ(野草)、グリーンオリーヴ、ピスタチオ......などのグリーン寿司。もう1種類は、島の魚(マチとガーラ)、ハンダマ、ローゼル(ハイビスカスのがくの部分)の梅酢漬け、新生姜のガリ、赤キャベツのスプラウト、トレヴィス......とピンク寿司。沖縄らしく、チャンプルー寿司です。
ゲストのおふたりも、具を確認するように珍しそうに食べておりました。それにしても、牧場父兄の飲みっぷりの豪快なこと! 夫婦ともいける口だったら、「どっちが飲むかじゃんけん」とかするのでしょうか。ちなみにうちは、98%わたしが飲む権利を持っています!
暑い季節、みんなでごはんがますますたのしいですよね。夕方からはときおりすーっとクールな風も吹き。子どもたちは思い思いの方へ、暗くなってもなお遊んでいました。
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