イメージ画像photo by SangSong from flickr

写真拡大

 1日に行われたスペイン対韓国は6-1でスペインの圧勝に終わった。スペインとしては、「ユーロ2016」前のコンディション調整として今回の試合を位置づけていたはずだったが、スペインファンはゴールが決まるたびに本番さながらの喜びを見せていた。それにはある理由があるという。

「やっぱり2002年日韓W杯の八百長の恨みは、いまだに消えてないみたいですね。当時の韓国は審判を買収し、強豪国を次々に撃破しました。ポルトガルは理解不能なレッドカードで2人退場。イタリアも、蹴られた側のフランチェスコ・トッティになぜかレッドカードが提示され、肘打ちやカンフーキックを受けて流血する選手も出ました。そしてスペインは、度重なる不可解なオフサイド判定と、何度見直しても納得のいかない理由でゴールを2つも取り消されて敗退しました。『あの事は一生忘れない』『人生で一番不愉快な思い出』と、スペインファンはいまだに根に持っていますね」(スポーツライター)

 当時、韓国は世界中からバッシング受けており、サッカー史上でも稀に見る歴史的大問題となっていた。しかし、日本での報道はかなり少なかったという。

「日本がW杯を成功させたという雰囲気を作りたかったからか、民放での八百長報道はほとんどなかったですね。せっかくサッカー人気が盛り上がっているのに、ぶち壊しにしたくなかったんでしょう。ちなみに10年後の2012年にFIFAの会長が韓国の八百長を認めた時も、日本での報道はかなり少なかったです。なので気づいてない日本人が多いのですが、あの大会はサッカー史に残る汚点なんです。FIFA新会長のインファンティノは、W杯を隣接した2カ国の共催にしていくと明言しましたが、この先100年は日韓共催はありえないでしょうね」(同)

 インタビューなどで、なんの関連もないところから韓国の話題をを無理やり引っ張りだしてバッシングするスペインやイタリアの選手たちを何度か見かけたことがある。よほど嫌な思い出として記憶に残っているのだろう。しかし、過去の過ちで、現在の選手たちにがバッシングされ続けるのもどうかと思う。いつか韓国の罪が許される日はくるのだろうか?
(文=沢野奈津夫)